スタイルは貫いたが、最下位。勝利から見放されすぎている。
【清水|採点・寸評】
GK
1 櫛引政敏 5
失点シーンはすべてなす術がなく、直接の責任は問えない。ただし、飛び出しのタイミングとキックの精度が不安定で危なっかしい。
DF
5 ヤコヴィッチ 5
武藤の突破をスライディングで食い止めた場面など何度か個の強さは見せたが、カウンターに対応できず。周囲との連係も今ひとつ。
13 犬飼智也 5
押し込まれた時の曖昧なポジション取りが命取りになった。空中戦以外では1対1の強さを発揮できず、判断も遅れ気味だった。
38 福村貴幸 5
準備ができていれば、ラインコントロールも対人も安定していた。反対に、カウンターなど“不測”の事態では脆さばかりが目立った。
MF
17 河井陽介 5
パスを受けるシーン、出すシーンでそれぞれズレが目立ち、良い形を作れず。守っては前を向いた相手に対抗できず、突破を許した。
20 竹内 涼 5
中盤の広大なスペースを90分間に渡ってひとりで埋めるのは無理がある。事実、終盤はほとんど足が動いていなかった。
22 枝村匠馬 5.5
序盤は積極的に裏のスペースを突く。その後はバランスを取りながら奮闘したが、運動量の低下からか次第に守備の網に穴を空けた。
30 金子翔太 5
ドリブルとショートパスのキレがあっただけに、1失点目のボールロストは痛恨。フィジカル不足から、相手にあしらわれる場面も。
34 水谷拓磨 5.5
果敢にミドルを打ち、目の前の相手に食らい付くなど攻守で意識が高い。運動量も十分で中盤を活性させたが、結果は残せず。
FW
10 大前元紀 5.5
チャンスメイクに力を注ぎつつ、抜け目ない1ゴールは殊勲。一方で、奪われてからの守備でもっと身体を張りたいところ。
18 ピーター・ウタカ 5.5
前線の基準点としてはもちろん、組み立てでも存在感を発揮。途切れがちな集中力と決定力を向上させれば、より怖い選手になる。
交代出場
MF
8 石毛秀樹 6
スタジアムの時間が一瞬止まるような美しい右足ミドルで一矢報いる。前からボールを追い、球際でも気迫あふれるプレー。
MF
14 澤田 崇 -
左サイドで登場。縦に抜け出すドリブルには馬力があった半面、守備の器用さがなくカウンターを狙われる一因にもなった。
MF
23 高木善朗 -
右サイドで縦に抜けるボールを要求したが、思いどおりのパスは一向にもらえず。次善の策のアーリークロスは撥ね返された。
監督
大榎克己 5
劣勢の終盤でもパワープレーではなく、スタイルを貫いたのは潔い。とはいえ、最下位。勝利から見放されすぎている。
取材・文:白鳥和洋・増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 櫛引政敏 5
失点シーンはすべてなす術がなく、直接の責任は問えない。ただし、飛び出しのタイミングとキックの精度が不安定で危なっかしい。
DF
5 ヤコヴィッチ 5
武藤の突破をスライディングで食い止めた場面など何度か個の強さは見せたが、カウンターに対応できず。周囲との連係も今ひとつ。
13 犬飼智也 5
押し込まれた時の曖昧なポジション取りが命取りになった。空中戦以外では1対1の強さを発揮できず、判断も遅れ気味だった。
38 福村貴幸 5
準備ができていれば、ラインコントロールも対人も安定していた。反対に、カウンターなど“不測”の事態では脆さばかりが目立った。
MF
17 河井陽介 5
パスを受けるシーン、出すシーンでそれぞれズレが目立ち、良い形を作れず。守っては前を向いた相手に対抗できず、突破を許した。
20 竹内 涼 5
中盤の広大なスペースを90分間に渡ってひとりで埋めるのは無理がある。事実、終盤はほとんど足が動いていなかった。
22 枝村匠馬 5.5
序盤は積極的に裏のスペースを突く。その後はバランスを取りながら奮闘したが、運動量の低下からか次第に守備の網に穴を空けた。
30 金子翔太 5
ドリブルとショートパスのキレがあっただけに、1失点目のボールロストは痛恨。フィジカル不足から、相手にあしらわれる場面も。
34 水谷拓磨 5.5
果敢にミドルを打ち、目の前の相手に食らい付くなど攻守で意識が高い。運動量も十分で中盤を活性させたが、結果は残せず。
FW
10 大前元紀 5.5
チャンスメイクに力を注ぎつつ、抜け目ない1ゴールは殊勲。一方で、奪われてからの守備でもっと身体を張りたいところ。
18 ピーター・ウタカ 5.5
前線の基準点としてはもちろん、組み立てでも存在感を発揮。途切れがちな集中力と決定力を向上させれば、より怖い選手になる。
交代出場
MF
8 石毛秀樹 6
スタジアムの時間が一瞬止まるような美しい右足ミドルで一矢報いる。前からボールを追い、球際でも気迫あふれるプレー。
MF
14 澤田 崇 -
左サイドで登場。縦に抜け出すドリブルには馬力があった半面、守備の器用さがなくカウンターを狙われる一因にもなった。
MF
23 高木善朗 -
右サイドで縦に抜けるボールを要求したが、思いどおりのパスは一向にもらえず。次善の策のアーリークロスは撥ね返された。
監督
大榎克己 5
劣勢の終盤でもパワープレーではなく、スタイルを貫いたのは潔い。とはいえ、最下位。勝利から見放されすぎている。
取材・文:白鳥和洋・増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。