「ケチャップをドバドバ出したい(笑)」
――練習環境も、昔のなでしこリーグに比べると大きく変化しましたか。
昔、別のチームでプレーしていた時は、決まった練習グラウンドがなかったので、小学校のグラウンドなどを転々としていました。こうして自分たちのグラウンドがあることは、本当に恵まれていると感じます。
なでしこリーグでは、まだ自分たちの練習グラウンドがないチームがいくつもあるので、WEリーグに参加している私たちが、女子サッカー界全体を盛り上げることで、なでしこリーグをはじめとするチームで頑張っている選手の環境も良くなると信じています。そういう意味でも、WEリーグ初年度の今年はとても大切ですよね。
――WEリーグの観客動員数が、日によってはJ2リーグといい勝負をしているということも話題になりましたね。継続的にお客さんに来てもらうために、何が大切でしょうか。
私たちの開幕戦も、これまでよりもお客さんが来てくださって、嬉しかったです。他の会場では、もっとたくさんのお客さんが入った試合もあったと聞くので、もっと頑張っていきたいですね。
一度足を運んでくれた方にもう一度見に来てもらうためには、とにかく面白いサッカーを見せることが大切ですよね。それと、集客に繋がる企画も含めて、選手が自分たちで考えて実行していくべきなのかなと考えています。
――今年からWEリーグという形でプロリーグになりましたが、マイナビのように所属選手全員とプロ契約というのは、珍しいケースです。
プロ選手になることは、当たり前のことではないです。だから、全員プロ契約っていうのは本当にありがたいことだと噛み締めています。日々、いろんな人が支えてくださってサッカーができているっていう事を忘れないように生活をしないといけないですね。プロになることで、必要とされなかったらサッカーができなくなるという覚悟も固めていますし、ほかの選手もそう思っているはずです。
――プロになって、浜田選手の中で一番変わった事は何でしょうか。
午前中に練習が終わり、午後も個人トレーニングができることになったのは、大きな変化ですね。今までできなかったフィジカルトレーニングや筋力トレーニングの練習時間が取れたり、細かい部分にも目を向ける時間が増えたりしたのは本当に大きいです。
――今年の目標ですが、チームとしてはもちろん……。
WEリーグ優勝です。チームにはまだ課題があり、解決すべき問題もこれから出てくると思いますが、それをひとつずつクリアして、どんどん積み上げていき、最後に優勝という結果を手にできた時、チームの完成度はどれほど高くなっているんだろうと想像して、励みにしているんです。このメンバーと、このスタッフで、絶対に優勝できると信じています。
――去年2位だった得点女王も目標でしょうか。ここ2試合はノーゴールでしたが、広島戦の惜しいシュートなど、何本かチャンスはあったかと思います。
こんなに長い期間、得点を獲れていないのは初めてのことなんですけれども……。ただ、新しいポジションに挑戦していることでもあり、まだ始まったばかり。そんなに悲観していません。私自身、いちばんゴールに飢えているので、1点を決めることができれば、乗っていけると思います。この時間も成長するための糧だと思い、今は過ごしています。
――浜田選手には「いったん出たらドバっと出る、ケチャップみたいな」、固め打ちのイメージがあります、
まず1点決められたら、そこから波に乗っていける感触は自分も持っているので、今は、その1点が早く欲しいです。ケチャップをドバドバ出したいですからね(笑)。
取材・文●西森彰
昔、別のチームでプレーしていた時は、決まった練習グラウンドがなかったので、小学校のグラウンドなどを転々としていました。こうして自分たちのグラウンドがあることは、本当に恵まれていると感じます。
なでしこリーグでは、まだ自分たちの練習グラウンドがないチームがいくつもあるので、WEリーグに参加している私たちが、女子サッカー界全体を盛り上げることで、なでしこリーグをはじめとするチームで頑張っている選手の環境も良くなると信じています。そういう意味でも、WEリーグ初年度の今年はとても大切ですよね。
――WEリーグの観客動員数が、日によってはJ2リーグといい勝負をしているということも話題になりましたね。継続的にお客さんに来てもらうために、何が大切でしょうか。
私たちの開幕戦も、これまでよりもお客さんが来てくださって、嬉しかったです。他の会場では、もっとたくさんのお客さんが入った試合もあったと聞くので、もっと頑張っていきたいですね。
一度足を運んでくれた方にもう一度見に来てもらうためには、とにかく面白いサッカーを見せることが大切ですよね。それと、集客に繋がる企画も含めて、選手が自分たちで考えて実行していくべきなのかなと考えています。
――今年からWEリーグという形でプロリーグになりましたが、マイナビのように所属選手全員とプロ契約というのは、珍しいケースです。
プロ選手になることは、当たり前のことではないです。だから、全員プロ契約っていうのは本当にありがたいことだと噛み締めています。日々、いろんな人が支えてくださってサッカーができているっていう事を忘れないように生活をしないといけないですね。プロになることで、必要とされなかったらサッカーができなくなるという覚悟も固めていますし、ほかの選手もそう思っているはずです。
――プロになって、浜田選手の中で一番変わった事は何でしょうか。
午前中に練習が終わり、午後も個人トレーニングができることになったのは、大きな変化ですね。今までできなかったフィジカルトレーニングや筋力トレーニングの練習時間が取れたり、細かい部分にも目を向ける時間が増えたりしたのは本当に大きいです。
――今年の目標ですが、チームとしてはもちろん……。
WEリーグ優勝です。チームにはまだ課題があり、解決すべき問題もこれから出てくると思いますが、それをひとつずつクリアして、どんどん積み上げていき、最後に優勝という結果を手にできた時、チームの完成度はどれほど高くなっているんだろうと想像して、励みにしているんです。このメンバーと、このスタッフで、絶対に優勝できると信じています。
――去年2位だった得点女王も目標でしょうか。ここ2試合はノーゴールでしたが、広島戦の惜しいシュートなど、何本かチャンスはあったかと思います。
こんなに長い期間、得点を獲れていないのは初めてのことなんですけれども……。ただ、新しいポジションに挑戦していることでもあり、まだ始まったばかり。そんなに悲観していません。私自身、いちばんゴールに飢えているので、1点を決めることができれば、乗っていけると思います。この時間も成長するための糧だと思い、今は過ごしています。
――浜田選手には「いったん出たらドバっと出る、ケチャップみたいな」、固め打ちのイメージがあります、
まず1点決められたら、そこから波に乗っていける感触は自分も持っているので、今は、その1点が早く欲しいです。ケチャップをドバドバ出したいですからね(笑)。
取材・文●西森彰