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総体ベストイレブン!今大会の主役・松木玖生など青森山田から最多4名を選出。得点王に輝いた2年生FWも

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希

2021年08月24日

MF――16年ぶりの優勝に導いたボランチのコンビは文句なしの選出

青森山田の松木は今大会5ゴールでチームを優勝に導いた。写真:松尾祐希

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MF
松木玖生(青森山田/3年)  

16年ぶりに夏の日本一に輝いた青森山田において、絶対的なエースを担う10番だ。中盤の底でコンビを組む宇野とともに中盤でボールを刈り取り、攻撃では高い得点能力を見せて大会トップスコアラーとなる5得点をマークした。中学校3年次の全国中学校サッカー大会、高校1、2年次の高校サッカー選手権では準優勝に終わるなど、注目を集めながら結果を出せない現実にプレッシャーを感じていたのは間違いない。その重圧を跳ね除けてチームを優勝に導いた活躍は今大会の主役に相応しい働きぶりだった。
 
MF
宇野禅斗(青森山田/3年)

相棒の松木とともに青森山田の中盤に君臨した攻守のリンクマンだ。高い位置を取る松木の背後でリスク管理を徹底し、的確なポジショニングでセカンドボールを回収。自らも隙あらば3列目から前に飛び出し、今大会は2得点。課題だった攻撃面でも成長の跡を残したのは間違いない。米子北との決勝でもボール回しの起点となり、相手を揺さぶるボールを左右に入れてチャンスを作り出した。

MF
佐野航大(米子北/3年)

相手の虚を衝くスルーパスで攻撃をリードした米子北のプレーメーカーだ。パスセンスは高校年代屈指のレベルにあり、左右にボールを散らしながら、ここぞという場面では縦パスを付けて攻撃のスイッチを入れる。強烈なミドルシュートも持ち合わせており、3列目から相手の脅威になった。兄の佐野海舟(町田)とは異なり、守備面で課題を抱えていたが、今大会は球際で強さを発揮。先制点を奪った青森山田との決勝では果敢にチャレンジし、ボールを奪う場面も少なくなかった。

MF
玄理吾(静岡学園/3年)

相手DFからボールを隠すようにパスを受け、正確なパスでタレント揃いのアタッカー陣を操った司令塔だ。準決勝の青森山田戦では封じられたが、大会を通じて安定したパフォーマンスを披露。高川学園との2回戦では最終ラインの近くでビルドアップを助けながら、長短のパスで前線にボールを届けた。線の細さは改善の余地を残すが、冬の選手権でさらなる飛躍が期待されるタレントだ。
 
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