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【セルジオ越後】最後の最後に吉田を上げるという選択…日本は10年前の岡田ジャパンから同じ問題を引きずっているよ/東京五輪

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年08月04日

今回を逃せば、メダルなんか53年ぶりどころか、60年経っても取れないよ

スペイン戦ではワールドクラスの高い壁を痛感させられたFW陣。3位決定戦での奮起に期待したい(写真は上田)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本は前線でボールが収まらなかったのに対し、スペインはトップにラファ・ミルというプレミアリーグで活躍する大型選手を配置していた。そのミルが基準点となるべく、しっかりとボールを収めていたのに対し、日本の最前線は相手のCBとボランチに挟み込まれ、簡単にボールを奪い返されてはスペインの波状攻撃に繋げられていた。
 
 やはり世界の舞台に立った時、日本はまだまだ点取り屋やポストプレーヤーの物足りなさを痛感させられる。11年前に岡田ジャパンがワールドカップでベスト16まで勝ち上がった時にも、FWが決め手を欠いて本来はMFの本田がトップを務めて勝ち上がった。それを思い起こせば、結局10年経っても、日本の“FW不足”という根本的な問題は解決できていないということになる。これは日本サッカーがずっと引きずっている大きな課題だよ。

 ただ、3位決定戦はなんとしてでも勝ってほしいところだ。自国開催で、他の国よりもずっと長い時間をかけて準備し、オーバーエイジも希望通りに招集できた。今回を逃せば、メダルなんか53年ぶりどころか、60年経っても取れないよ。最後は是非、世界の壁を乗り越えていってほしいね。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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