エースを失った影響は…
そして焦点を変えてもうひとつ。今季、リーグ戦で12ゴールをマークしていた得点源のアンデルソン・ロペスが7月3日に武漢(中国)へ移籍。その穴埋めをどうするのか? という部分は誰が見ても注目点だろう。今季は4チームがJ2に降格するレギュレーションであるため、どのチームも手堅く挑んでくる。そうした相手から得点を奪い取るのはもともと簡単ではなかった。
そのなかでエースストライカーを失ったという状況。オーストラリアのブリスベン・ロアーに期限付き移籍していた檀崎竜孔(オーストラリアでは25試合・9得点)は復帰したが、一般的に考えれば、FWの補強策が挙がる。ただし、強化部もペトロヴィッチ監督も、どちらも良い意味で“一般的なアクション”をする人たちではない。どういったマネジメントを施すのか、とても興味深い。
文●斉藤宏則(フリーライター)
【PHOTO】名場面がずらり!厳選写真で振り返る”Jリーグ27年史”!
文●斉藤宏則(フリーライター)
【PHOTO】名場面がずらり!厳選写真で振り返る”Jリーグ27年史”!