「日本は弱点が守備だったが…」
そんなクボに代表される前線の選手の献身にも支えられ、日本は最後のところで中央からの突破を許さず、またスペインのもう一つの武器であるサイド攻撃も封じることができていた。
とりわけヨシダ・マヤ(吉田麻也)、トミヤス・タケヒロ(冨安健洋)、サカイ・ヒロキ(酒井宏樹)と国際経験が豊富な実力者が揃うDFラインは、中盤のエンドウ・ワタル(遠藤航)とイタクラ・コウ(板倉滉)のサポートも借りて身体を張って粘り強く対応した。
過去のW杯において、日本は弱点が守備だった。ここ一番で守り切れず、それが上位進出を阻む要因となっていたが、この守備のソリッドさを保ち、さらに高めることができれば、本大会での期待も高まってくる。
とりわけヨシダ・マヤ(吉田麻也)、トミヤス・タケヒロ(冨安健洋)、サカイ・ヒロキ(酒井宏樹)と国際経験が豊富な実力者が揃うDFラインは、中盤のエンドウ・ワタル(遠藤航)とイタクラ・コウ(板倉滉)のサポートも借りて身体を張って粘り強く対応した。
過去のW杯において、日本は弱点が守備だった。ここ一番で守り切れず、それが上位進出を阻む要因となっていたが、この守備のソリッドさを保ち、さらに高めることができれば、本大会での期待も高まってくる。
ドウアンのゴールで先制して、ハーフタイムを迎えるまでが日本の時間帯だった。その当のドウアン、左サイドでオスカル・ヒルに対し脅威となっていたソウマ・ユウキ(相馬勇紀)らクボ以外の選手もファイナルサードでクオリティの高いプレーを披露した。
後半に入ると、日本がヨシダとトミヤスの両CBを下げたこともあり、再びスペインペースで試合は進んだ。ラファ・ミルに代わって前線に入ったミケル・オジャルサバルが機動力を発揮し、残り約30分で投入されたペドリがさすがのパス捌きで攻撃をリード。日本は全体がズルズルと後退して相手に押し込まれる時間帯が続いた。
もっともカルロス・ソレールに同点ゴールを許したとはいえ、そんな中でも各選手が相手のパスワークに食らいつき、ボール奪取やカバーリングに奔走し、最後まで耐え抜いた。攻撃ではミヨシ・コウジ(三好康児)にボールが渡ると、軽快な足技を見せた。
初戦の南アフリカ戦をはじめ本大会では日本がイニシアチブを握る試合のほうが多いかもしれない。しかし劣勢に回っても、ただ守るだけでなく、素早いトランジションから対抗した。日本にとって明るい展望が開ける意義深い試合となったことだろう。
文●ファン・L・クデイロ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
後半に入ると、日本がヨシダとトミヤスの両CBを下げたこともあり、再びスペインペースで試合は進んだ。ラファ・ミルに代わって前線に入ったミケル・オジャルサバルが機動力を発揮し、残り約30分で投入されたペドリがさすがのパス捌きで攻撃をリード。日本は全体がズルズルと後退して相手に押し込まれる時間帯が続いた。
もっともカルロス・ソレールに同点ゴールを許したとはいえ、そんな中でも各選手が相手のパスワークに食らいつき、ボール奪取やカバーリングに奔走し、最後まで耐え抜いた。攻撃ではミヨシ・コウジ(三好康児)にボールが渡ると、軽快な足技を見せた。
初戦の南アフリカ戦をはじめ本大会では日本がイニシアチブを握る試合のほうが多いかもしれない。しかし劣勢に回っても、ただ守るだけでなく、素早いトランジションから対抗した。日本にとって明るい展望が開ける意義深い試合となったことだろう。
文●ファン・L・クデイロ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
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