【J1前半戦ベスト11 Vol.3】“堅守”を誇った名古屋、鳥栖から各2名。最終予選で再抜擢の期待が懸かるのは…

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2021年06月22日

今季の降格候補と言われたチームからも2名

エドゥアルドは今季の鳥栖躍進を支えるひとり。見事なライン統率で堅守を実現している。写真:田中研治

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 3位・横浜勢は前述の通り、オナイウと前田大然の日本人看板アタッカーコンビを選出したが、彼ら以上に見逃せないのが、4位・サガン鳥栖。今季はJ2降格候補と言われながら、この順位につけているのは、金明輝監督の手腕によるところが大だろう。

 彼らの強みは今季18試合で8失点という堅守。J1トップの数字を叩き出した原動力となっているのが、今季全試合フル出場の守護神・朴一圭とエドゥアルドだ。鳥栖の場合、前線からの献身的プレスがあるから、安定感ある手堅い守備が保てるわけだが、最後尾に位置する2人はやはり重要である。
 
 朴一圭はフィールドプレーヤー顔負けの守備範囲の広さと攻撃の起点となる動きも際立っている。一方のエドゥアルドもかつて川崎で活躍した選手。松本山雅FC時代は反町康治監督(現JFA技術委員長)の戦術に合わずに苦しんだが、紆余曲折を経て、円熟期を迎えているのだろう。

 ただし、後半戦も同じ顔触れが並ぶとは限らない。川崎は田中碧を筆頭に数人が海外移籍すると見られており、横浜もポステコグルー監督退任という激震が走っている。名古屋はACLの成否によって今後の戦いが変わるだろうし、鳥栖にしても堅守を継続できるかどうか分からない。序盤低迷していた鹿島アントラーズ、浦和レッズなどが上昇傾向にあるだけに、そのあたりから新顔が頭角を現わすかもしれない。先々の行方が楽しみだ。

文●元川悦子(フリーライター)
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