メディアは勝った競技しか取り上げない。五輪は勝つしかない
選手選考のことはさておき、6月の強化試合が低レベルに終わってしまい、どうやら五輪はぶっつけ本番的な感じで挑むことになりそうだね。ぶっつけ本番というのは、前にも述べた通り、今回の試合がまったくシミュレーションになっていないから。これで南アフリカやメキシコに対して準備ができたと思っている人はいるのかな?
しかし、どんな準備で臨むとはいえ、オリンピックは参加するだけでは何も意味がないイベントだ。メディアは勝った競技しか取り上げてくれないから。自国開催だから、競技への影響力も大きいのは間違いない。そのへんは協会もよく知っているはずで、オーバーエイジにA代表の主力をいち早く持ってくるなんてことは今までの大会でまずなかったこと。ただ金メダルを目標にする割には、強化試合の相手はいまひとつだったけどね。
しかし、どんな準備で臨むとはいえ、オリンピックは参加するだけでは何も意味がないイベントだ。メディアは勝った競技しか取り上げてくれないから。自国開催だから、競技への影響力も大きいのは間違いない。そのへんは協会もよく知っているはずで、オーバーエイジにA代表の主力をいち早く持ってくるなんてことは今までの大会でまずなかったこと。ただ金メダルを目標にする割には、強化試合の相手はいまひとつだったけどね。
それでも、日本サッカーにスポーツ界を代表するようなスターがこの大会を通じて出てくれば喜ばしいことだ。それには、勝つしかない。このコロナ禍や、ユーロやコパ・アメリカも同時期に開催されて、どんなレベルの大会になるか分からない中、U-24世代とOAを含めたベストメンバーで臨めるのはプラス材料だ。選手たちには頑張ってほしいね。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】圧巻の股抜きシュートで先制ゴール!久保建英を特集
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