東京五輪メンバー18人はこうなる! “最後の1枠”で迷ったのが…

カテゴリ:日本代表

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年06月13日

残る2枚はアタッカーから選出

ゴールこそなかったものの、A代表戦では印象的なプレーをした林。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 ダブルボランチの遠藤航と田中は本番でも不動だろう。ここも3番手は板倉で、4番手が中山となる。

 従って、残る2人はアタッカーだ。まず圧倒的なスピードを誇り、トップでも2列目でも機能する前田大然は外せないだろう。ゴールでアピールすることはできなかったが、プレスバックは高い評価を受けており、クローザーとしても期待できる。

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 田川亨介、遠藤渓太、食野亮太郎はインパクトに欠けたため、最後の1枠で迷ったのが、林大地と三好康児だ。堂安や久保のバックアッパーとしては後者が最適だが、途中出場で流れを変えられるタイプではない。旗手も2列目でプレーでき、さらに堂安と久保のどちらが欠けた場合に採用しうる4-3-3を練習で試したことも考慮し、林を選んだ。

 ジャマイカ戦では出番がなかったが、1トップでのパフォーマンスをチェックするための前田先発、レギュラー候補の上田の途中交代という流れでは仕方なかったか。本大会では、DFかMFを1枚削ってストライカーを投入する場面が必ずあるはず。その時の駒として、この“ビースト”は適材だ。

 怪我や出場停止のリスクや、中2日での連戦が続くハードスケジュールをどれだけ考慮するのかによっても、人選は変わってくる。いずれにしても、森保監督と横内コーチは頭を悩ませることになるだろう。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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