イングランドの成否を大きく左右するアタッカーは3人
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イングランドの成否を大きく左右するアタッカーは、この3人だろう。得点の有無、アシストの有無で、勝率がこれだけ変わる(対象30試合のチーム勝率は57%)。
・ハリー・ケイン
得点した試合 勝率79%(14試合11勝)※
無得点だった試合 勝率40%(15試合6勝)
アシストを記録した試合 勝率100%(6試合6勝)
アシストを記録できなかった試合 勝率48%(23試合11勝)
※PK戦の勝利は引き分けとしてカウントしている。PK戦でコロンビアを下した18年W杯のラウンド・オブ16を勝利としてカウントすると、勝率は14試合12勝で86%に上がる。
・ラヒーム・スターリング
得点した試合 勝率100%(6試合6勝)
無得点だった試合 勝率47%(17試合8勝)
アシストを記録した試合 勝率75%(8試合6勝)
アシストを記録できなかった試合 勝率53%(15試合8勝)
・マーカス・ラッシュフォード
得点した試合 勝率71%(7試合5勝)
無得点だった試合 勝率38%(13試合5勝)
アシストを記録した試合 勝率100%(3試合3勝)
アシストを記録できなかった試合 勝率41%(17試合7勝)
とりわけケインは分析30試合中29試合に出場しており(先発が27試合)、唯一の欠場も2018年ワールドカップでグループステージ突破を決めたあと、温存された試合だけだ。
29試合で記録したのは21ゴールと9アシスト。スターリングは23試合出場で10ゴールと8アシスト、ラッシュフォードは20試合出場で7ゴールと4アシストだった。
イングランドの成否を大きく左右するアタッカーは、この3人だろう。得点の有無、アシストの有無で、勝率がこれだけ変わる(対象30試合のチーム勝率は57%)。
・ハリー・ケイン
得点した試合 勝率79%(14試合11勝)※
無得点だった試合 勝率40%(15試合6勝)
アシストを記録した試合 勝率100%(6試合6勝)
アシストを記録できなかった試合 勝率48%(23試合11勝)
※PK戦の勝利は引き分けとしてカウントしている。PK戦でコロンビアを下した18年W杯のラウンド・オブ16を勝利としてカウントすると、勝率は14試合12勝で86%に上がる。
・ラヒーム・スターリング
得点した試合 勝率100%(6試合6勝)
無得点だった試合 勝率47%(17試合8勝)
アシストを記録した試合 勝率75%(8試合6勝)
アシストを記録できなかった試合 勝率53%(15試合8勝)
・マーカス・ラッシュフォード
得点した試合 勝率71%(7試合5勝)
無得点だった試合 勝率38%(13試合5勝)
アシストを記録した試合 勝率100%(3試合3勝)
アシストを記録できなかった試合 勝率41%(17試合7勝)
とりわけケインは分析30試合中29試合に出場しており(先発が27試合)、唯一の欠場も2018年ワールドカップでグループステージ突破を決めたあと、温存された試合だけだ。
29試合で記録したのは21ゴールと9アシスト。スターリングは23試合出場で10ゴールと8アシスト、ラッシュフォードは20試合出場で7ゴールと4アシストだった。
「まずはケインをいかに輝かせるか。それがイングランドの命運を大きく分けそうです」
語っているのは数字だ。ちなみに対象30試合のこんなデータもある。
ケインのゴールをアシストした上位3人
・4アシスト スターリング
・3アシスト ベン・チルウェル
・2アシスト ラッシュフォード
ケインがアシストして得点した上位3人
・4ゴール スターリング
・2ゴール メイソン・マウント
・1ゴール ラッシュフォードなど
「スターリングとラッシュフォードはもちろん、左SBのチルウェルと攻撃的MFのマウントも切り札候補かもしれません」
24歳のチルウェルと22歳のマウントはどちらもチェルシーの選手で、今季のチャンピオンズ・リーグを制した先日のファイナルにも揃って先発出場している。しかもマウントは欧州制覇を手繰り寄せる決勝ゴールを見事なロングパスでアシストしてみせた。
ケインが無得点だった試合の勝率40%はすでに紹介しているが、その15試合で勝てなかった9試合(3分6敗)の対戦相手とEURO2020で再戦する可能性は大いにある。6敗の内訳はベルギー戦×2、スペイン戦×1、オランダ戦×1で、さらにはクロアチアとデンマークにも1敗ずつだ。
たしかに最後は「ケイン次第」なのかもしれない。
データ参照元「FootyStats」 https://footystats.org/jp/
取材・文●手嶋真彦
【PHOTO】海外番記者・識者が選んだ「イングランド代表のレジェンド完全格付けTOP10」を厳選ショットで振り返り!
語っているのは数字だ。ちなみに対象30試合のこんなデータもある。
ケインのゴールをアシストした上位3人
・4アシスト スターリング
・3アシスト ベン・チルウェル
・2アシスト ラッシュフォード
ケインがアシストして得点した上位3人
・4ゴール スターリング
・2ゴール メイソン・マウント
・1ゴール ラッシュフォードなど
「スターリングとラッシュフォードはもちろん、左SBのチルウェルと攻撃的MFのマウントも切り札候補かもしれません」
24歳のチルウェルと22歳のマウントはどちらもチェルシーの選手で、今季のチャンピオンズ・リーグを制した先日のファイナルにも揃って先発出場している。しかもマウントは欧州制覇を手繰り寄せる決勝ゴールを見事なロングパスでアシストしてみせた。
ケインが無得点だった試合の勝率40%はすでに紹介しているが、その15試合で勝てなかった9試合(3分6敗)の対戦相手とEURO2020で再戦する可能性は大いにある。6敗の内訳はベルギー戦×2、スペイン戦×1、オランダ戦×1で、さらにはクロアチアとデンマークにも1敗ずつだ。
たしかに最後は「ケイン次第」なのかもしれない。
データ参照元「FootyStats」 https://footystats.org/jp/
取材・文●手嶋真彦
【PHOTO】海外番記者・識者が選んだ「イングランド代表のレジェンド完全格付けTOP10」を厳選ショットで振り返り!