【J1採点&寸評】清水×横浜|怪我人続出の清水に再び暗雲が…

カテゴリ:Jリーグ

増山直樹(サッカーダイジェスト)

2015年05月16日

喜田、藤本と悩んだが、ドリブルの存在感から齋藤をMOMに。

【警告】清水=大前(90+3分) 横浜=下平(60分)、齋藤(90+3分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】齋藤 学(横浜)

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【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
失点シーン以外は際どいコースにシュートが飛んでこず、見せ場は少なかった。総じて及第点のパフォーマンス。
 
DF
13 小林祐三 6
守備では清水の外国人選手ふたりに多少手を焼いていたが、鋭く正確なクロスで決勝点をお膳立てした。
 
22 中澤佑二 5.5
周囲を鼓舞する精神的支柱としては代えの利かない存在だが、陸空ともに1対1の守備で物足りなさが残った。
 
5 ファビオ 6
失点シーンは対応が遅れたが、それ以外ではしつこく相手に食らい付く。単にクリアせずつなぐ意識も見て取れた。
 
23 下平 匠 6
CBとのマークの受け渡しなど、守備のタスクを見失わず。安定感のあるプレー内容で勝利に貢献した。
 
MF
28 喜田拓也 6.5
神出鬼没な動きで重要なポイントに顔を出し、攻守両面で気の利いたプレー。球際の迫力もあり、MOM級の働きぶりだった。
 
8 中町公祐 6
カバーリングとポジショニングでセンスを発揮。喜田と分担してこぼれ球を拾いつつ、効果的に攻撃につなげた。
 
25 藤本淳吾 6.5
時折放つミドルパス以外は見せ場なし、と思いきや、64分に見事なボールコントロールを連発して決勝点を奪ってみせた。
 
6 三門雄大 6
殊勲の先制点をマークし、トップ下としての役割を果たす。粘り強いファーストディフェンスも機能していた。
 
11 齋藤 学 6.5
先制点につながったドリブルのほかにも、鋭い突破で相手の脅威に。自陣深くまで守備に戻る献身性も備えていた。
 
FW
39 アデミウソン 6
周りを使いながらバイタルエリアに入り込む上手さは特筆。決定力が向上すればモンスターになるだろう。
 
交代出場
MF
7 兵藤慎剛 -
リスクを冒さずに前線で時間を作る。プレー回数は限られたが、大きなミスはなく試合を終わらせた。
 
MF
27 富澤清太郎 -
ロスタイムに登場。クローザーとしての起用でプレーにはほとんど絡まなかったため、評価の対象となるシーンはなかった。
 
監督
エリク・モンバエルツ 6
相手にペースを握られた時間帯でも焦れず、粘って勝点3を呼び込む。終盤は3点目を奪うチャンスも作った。
 
取材・文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

鋭いドリブルで先制点を演出した齋藤。勝利に大きく貢献した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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