ピクシーがいたから今がある
6位:ウェズレイ(FW)/生年月日:1972年4月19日
獲得タイトル:リーグ得点王(03)、リーグベスト11(03)、※クラブ歴代最多得点記録
名古屋在籍:2000年~2005年5月
リーグ戦成績:117試合・81得点(J1)
7位:玉田圭司(FW)/生年月日:1980年4月11日
獲得タイトル:J1(10)
名古屋在籍:2006年~2014年、2017年~2018年
リーグ戦成績:257試合・69得点(J1)、28試合・6得点(J2)
8位:小川佳純(MF)/生年月日:1984年8月25日
獲得タイトル:J1(10)、リーグベスト11(08)、リーグ新人王(08)
名古屋在籍:2007年~2016年
リーグ戦成績:286試合・36得点(J1)
9位:ケネディ(FW)/生年月日:1982年8月20日
獲得タイトル:J1(10)、リーグベスト11(10、11)、リーグ得点王(10、11)
名古屋在籍:2009年6月~2014年
リーグ戦成績:133試合・64得点(J1)
10位:森山泰行(FW)/生年月日:1969年5月1日
獲得タイトル:天皇杯(95)
名古屋在籍:1992年~1997年、2001年~2002年7月、2004年~2004年6月
リーグ戦成績:182試合・63得点(J1)
獲得タイトル:リーグ得点王(03)、リーグベスト11(03)、※クラブ歴代最多得点記録
名古屋在籍:2000年~2005年5月
リーグ戦成績:117試合・81得点(J1)
7位:玉田圭司(FW)/生年月日:1980年4月11日
獲得タイトル:J1(10)
名古屋在籍:2006年~2014年、2017年~2018年
リーグ戦成績:257試合・69得点(J1)、28試合・6得点(J2)
8位:小川佳純(MF)/生年月日:1984年8月25日
獲得タイトル:J1(10)、リーグベスト11(08)、リーグ新人王(08)
名古屋在籍:2007年~2016年
リーグ戦成績:286試合・36得点(J1)
9位:ケネディ(FW)/生年月日:1982年8月20日
獲得タイトル:J1(10)、リーグベスト11(10、11)、リーグ得点王(10、11)
名古屋在籍:2009年6月~2014年
リーグ戦成績:133試合・64得点(J1)
10位:森山泰行(FW)/生年月日:1969年5月1日
獲得タイトル:天皇杯(95)
名古屋在籍:1992年~1997年、2001年~2002年7月、2004年~2004年6月
リーグ戦成績:182試合・63得点(J1)
――その後の人選でお二人、被ってないのは森山さんとトーレスさんですかね?
熊崎「ゴリさん(森山)は岐阜出身ですが“地元選手”と呼べる存在で、僕は同郷なので下駄を履かせつつ(笑)。でも個性的で得点率も高く、好きだったのは後ろからのボールを綺麗にダイレクトで決めるプレー。ああいう選手って今も少ないですよ。試合終盤での決定力も高く新聞では“8時半の男”との異名も。トーレスも捨てがたいけど」
今井「トーレスは美しいCBでした」
熊崎「うん、奪い方が綺麗でエレガント」
今井「6位を考えれば、ウェズレイですかね。3年連続の20点越えはなかなかない記録ですからね。本当に元ボランチなのかと」
熊崎「彼は6位に入れましょう。どのクラブでも点を取るよね。なんでもできる選手で、もっと評価されるべきだよね」
今井「所属年数を考えれば7、8位は玉田さん、小川くんでしょうか」
熊崎「リーグ優勝時の主力で、語り継がれるべきふたり。小川は美しいイメージ」
今井「ふたりは“名古屋愛”も強かったです。玉田さんはJ2に降格した時に『ただいま』と戻ってきてくれました。小川くんは高校時代に彼女に別れを切り出された際にすぐに認めたらしいんですが、名古屋に戦力外通告を受けた際にもすぐに受け入れたと。『僕はすごく好きな存在に言われたことはすぐに受け入れるんです』と話していて。本当は『来季もやります』という想いを持っていただけに、愛するチームのため綺麗に身を引いた姿は印象深かったです。そして2度の得点王に輝いたケネディはやっぱり入れたほうが良い気がしました。締めは森山さんですかね?」
熊崎「そうすると9位・ケネディ、10位・ゴリさんかな。あと候補で考えると、伊藤、浅野、増川、平野、望月あたりも思いつくけど、今の10人がやっぱり妥当だよね」
今井「1番を正式に付けたのは伊藤さん、ナラさん、ランゲラックの3人だけです」
熊崎「それも凄い歴史だね」
今井「あとは山口慶くん。彼の13番は磯村くんや、現在の藤井くんへ“ユースの番号”として受け継がれている。そしてピクシーに関してはあまり話せませんでしたが、改めてクラブ史の約半分に関わっている」
熊崎「この人がいたからこそ今のクラブがある。綺麗なトップ10になったと感じます」
選出者プロフィール
●熊崎 敬(フリーライター)
71年生まれ。国内外のサッカーに精通し、リーグ黎明期や優勝時の名古屋も取材。著書には「日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか」(文春文庫)など。
●今井雄一朗(フリーライター)
79年生まれ。雑誌社勤務ののち、15年よりフリーランスに。名古屋や東海地方のサッカー現場を取材し、有料ウェブマガジン『赤鯱新報』などで伝えている。
構成●サッカーダイジェスト編集部
熊崎「ゴリさん(森山)は岐阜出身ですが“地元選手”と呼べる存在で、僕は同郷なので下駄を履かせつつ(笑)。でも個性的で得点率も高く、好きだったのは後ろからのボールを綺麗にダイレクトで決めるプレー。ああいう選手って今も少ないですよ。試合終盤での決定力も高く新聞では“8時半の男”との異名も。トーレスも捨てがたいけど」
今井「トーレスは美しいCBでした」
熊崎「うん、奪い方が綺麗でエレガント」
今井「6位を考えれば、ウェズレイですかね。3年連続の20点越えはなかなかない記録ですからね。本当に元ボランチなのかと」
熊崎「彼は6位に入れましょう。どのクラブでも点を取るよね。なんでもできる選手で、もっと評価されるべきだよね」
今井「所属年数を考えれば7、8位は玉田さん、小川くんでしょうか」
熊崎「リーグ優勝時の主力で、語り継がれるべきふたり。小川は美しいイメージ」
今井「ふたりは“名古屋愛”も強かったです。玉田さんはJ2に降格した時に『ただいま』と戻ってきてくれました。小川くんは高校時代に彼女に別れを切り出された際にすぐに認めたらしいんですが、名古屋に戦力外通告を受けた際にもすぐに受け入れたと。『僕はすごく好きな存在に言われたことはすぐに受け入れるんです』と話していて。本当は『来季もやります』という想いを持っていただけに、愛するチームのため綺麗に身を引いた姿は印象深かったです。そして2度の得点王に輝いたケネディはやっぱり入れたほうが良い気がしました。締めは森山さんですかね?」
熊崎「そうすると9位・ケネディ、10位・ゴリさんかな。あと候補で考えると、伊藤、浅野、増川、平野、望月あたりも思いつくけど、今の10人がやっぱり妥当だよね」
今井「1番を正式に付けたのは伊藤さん、ナラさん、ランゲラックの3人だけです」
熊崎「それも凄い歴史だね」
今井「あとは山口慶くん。彼の13番は磯村くんや、現在の藤井くんへ“ユースの番号”として受け継がれている。そしてピクシーに関してはあまり話せませんでしたが、改めてクラブ史の約半分に関わっている」
熊崎「この人がいたからこそ今のクラブがある。綺麗なトップ10になったと感じます」
選出者プロフィール
●熊崎 敬(フリーライター)
71年生まれ。国内外のサッカーに精通し、リーグ黎明期や優勝時の名古屋も取材。著書には「日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか」(文春文庫)など。
●今井雄一朗(フリーライター)
79年生まれ。雑誌社勤務ののち、15年よりフリーランスに。名古屋や東海地方のサッカー現場を取材し、有料ウェブマガジン『赤鯱新報』などで伝えている。
構成●サッカーダイジェスト編集部