感情を抑えずに喜ぶ久保選手を見て、改めてサッカーの素晴らしさを思い出した
話を久保選手に戻そう。
昨シーズン所属したマジョルカでは、2部降格で終えた。そのクラブから今シーズン、レアル・マドリーへ戻り、今度はビジャレアルへレンタル移籍。
しかし戦力外となり、ヘタフェへ再レンタルとなった。2チームではいずれも不本意な起用(使われ方)となった。しかもヘタフェでも残留争いが待っていた。
出場機会にもなかなか恵まれない苦しいシーズン終盤戦となったが、決勝点を奪ったレバンテ戦は彼の努力が実り、報われた瞬間だ。
笛が鳴るまでは「まだ終わっていない」、分からないのがサッカーだが、彼の歓喜は、彼が孤独に耐え、彼しか分からない苦しみの先にあった瞬間なのであろう。僕もサッカーの魅力を改めて感情を抑えないで喜びを表現した久保選手を見て、改めてサッカーの本質の素晴らしさを思い出した。
若い彼が素晴らしい経験を積み重ねていく。クールに声を荒らげることなく、冷静に淡々としていることを良しとする風潮があるなかで、歓喜の瞬間には治まることがないのでは?くらいに感情を表現した。それがサッカーの魅力なのだと思う。
それはやる方のプレーヤーも。見る方のサポーターもだ。サッカーに携わる人たち、誰もが感情を表現して良いスポーツ。それがサッカーなのであろう。
大きな仕事を成し遂げた久保選手は年齢を考えても今後、日本を代表する選手として、チームの勝利に貢献する選手へと成長していくプロ選手として、第一歩を踏み出したのであろう。
自分が思うように気持ち良くプレーすることから、チームに勝ちをもたらし、価値を上げていける選手へと成長していくのであろう。
過熱する報道とともに、過剰な期待を久保選手に課しているような気もするが、それすらも打ち消し、そうした期待と報道は当然であるかのような存在として、ピッチの中で「久保建英」の名を刻んでいってほしい。
昨シーズン所属したマジョルカでは、2部降格で終えた。そのクラブから今シーズン、レアル・マドリーへ戻り、今度はビジャレアルへレンタル移籍。
しかし戦力外となり、ヘタフェへ再レンタルとなった。2チームではいずれも不本意な起用(使われ方)となった。しかもヘタフェでも残留争いが待っていた。
出場機会にもなかなか恵まれない苦しいシーズン終盤戦となったが、決勝点を奪ったレバンテ戦は彼の努力が実り、報われた瞬間だ。
笛が鳴るまでは「まだ終わっていない」、分からないのがサッカーだが、彼の歓喜は、彼が孤独に耐え、彼しか分からない苦しみの先にあった瞬間なのであろう。僕もサッカーの魅力を改めて感情を抑えないで喜びを表現した久保選手を見て、改めてサッカーの本質の素晴らしさを思い出した。
若い彼が素晴らしい経験を積み重ねていく。クールに声を荒らげることなく、冷静に淡々としていることを良しとする風潮があるなかで、歓喜の瞬間には治まることがないのでは?くらいに感情を表現した。それがサッカーの魅力なのだと思う。
それはやる方のプレーヤーも。見る方のサポーターもだ。サッカーに携わる人たち、誰もが感情を表現して良いスポーツ。それがサッカーなのであろう。
大きな仕事を成し遂げた久保選手は年齢を考えても今後、日本を代表する選手として、チームの勝利に貢献する選手へと成長していくプロ選手として、第一歩を踏み出したのであろう。
自分が思うように気持ち良くプレーすることから、チームに勝ちをもたらし、価値を上げていける選手へと成長していくのであろう。
過熱する報道とともに、過剰な期待を久保選手に課しているような気もするが、それすらも打ち消し、そうした期待と報道は当然であるかのような存在として、ピッチの中で「久保建英」の名を刻んでいってほしい。
今回の久保選手の仕事は、ヘタフェを降格の危機から救った。彼がそのチームで果たしたのは、最終節を前にした試合で途中交代から得点をして残留させたという事実だ。
冷静に見ればまだ小さな仕事だ。もちろん大変な仕事なのだが……。
レアル・マドリーは最終節前にアトレチコにリードされ、優勝するには他力の状況になっている。本来はここで起こる逆転優勝のシナリオには、ピッチ上に「久保建英」がいることを日本人の誰もが期待しているだろう。
そしてその前に、来季はリーガでレギュラーとして出場することを目指さなければならない。
感動から一夜明ければ、彼も冷静になり、次のステップへ向かって努力していくのであろう。先ずは人に感動を与えたゴールと勝利に「おめでとう」だ。
日本人として誇りに思う。闘う、久保選手「おめでとう!」。
2021年5月19日
三浦泰年
冷静に見ればまだ小さな仕事だ。もちろん大変な仕事なのだが……。
レアル・マドリーは最終節前にアトレチコにリードされ、優勝するには他力の状況になっている。本来はここで起こる逆転優勝のシナリオには、ピッチ上に「久保建英」がいることを日本人の誰もが期待しているだろう。
そしてその前に、来季はリーガでレギュラーとして出場することを目指さなければならない。
感動から一夜明ければ、彼も冷静になり、次のステップへ向かって努力していくのであろう。先ずは人に感動を与えたゴールと勝利に「おめでとう」だ。
日本人として誇りに思う。闘う、久保選手「おめでとう!」。
2021年5月19日
三浦泰年