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【三浦泰年の情熱地泰】古巣や同期、弟のクラブにチャンネルを合わせ…TV観戦で楽しんだ「Jリーグの日」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月16日

1993年の5月15日。僕は病院のベッドにいた…

93年開幕シーズンのヴェルディ川崎対清水エスパルス。エースキラーの三浦氏がビスマルクをマークする。(C) SOCCER DIGEST

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 2試合目は16時キックオフの柏-FC東京を90分間観戦した。

 一歩もTVの前から立たずにDAZNで2試合目に突入。

 FC東京の監督は同期の長谷川健太監督。今シーズン初めて見るFC東京であったが、立ち上がりからしっかりスイッチが入っていた。

 結果は4-0の完勝。5連敗と苦しんでいたが、しっかり勝利を掴んだ。健太の笑顔が見れてホッとした。

 その流れで弟のカズが所属する横浜FCの後半45分間を観戦。今シーズンまだ勝ちのなかった横浜FCが湘南にホームで、2-0と勝利した。

 残念ながらカズはベンチ外であったが、今季初勝利を収めた横浜FCもここからスタートになるのであろう。

 そしてさらに、その流れで18時からキックオフしているJ2リーグの琉球-栃木戦の後半戦へ。2−2で折り返して迎えた後半。ホームの琉球が2点を奪い4−2で勝利して、首位に並ぶ勝点33で2位をキープした。

 琉球はJ3の鹿児島の監督時代に、お互いが昇格をした思い出のあるクラブ。昨年から気にして見ていたが、今年も数試合DAZNで観戦している。
 
 昨年は生観戦をするために、沖縄まで行ってみた。今年は昇格を狙える位置で、シーズンごとにクラブの成長を感じる。ここからだと思うが、28歳になったJリーグで「沖縄のチームがJ1に」が現実になれば、これは魅力のある話である。

 1993年5月15日――。
 実は、僕は甲状腺機能亢進症で原宿の伊藤病院のベッドにいた。前日の14日に手術を受け、TVでヴェルディ川崎-横浜マリノスを見た。窓から見える国立競技場に花火が上がり、それから28年の時が過ぎていったのである。

 昨年から続く新型コロナウイルスの大きな影響を受け、Jリーグも大打撃を受けているが、この危機を皆がひとつになり、乗り越えていかなければいけない。

 今は離れているが、僕もまたいつかどこかでJリーグのために闘えるよう努力を続けたいと思う。外から見える景色は中にいる時とはまた違う。必ずこの経験も生きる時が来るであろう。Jリーグの発展。日本サッカーの発展。これに貢献できる人間になれるように……。

 5月15日はJリーグの日。28歳の誕生日おめでとう!!

2021年5月15日
三浦泰年
 
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