ギュンドアンにはマンUが積極的にアプローチ。
今夏の主役候補(2)
イルカイ・ギュンドアン(MF/ドルトムント)
ドルトムントはこの夏、ほぼ間違いなくイルカイ・ギュンドアンの放出に踏み切る――。
2016年6月に満了する契約の延長をギュンドアンは断り、4月30日にドルトムントが契約を更新しないと公式発表した。クラブ首脳陣としては、ロベルト・レバンドフスキを無償でバイエルンに手放すことになった昨夏の二の舞は避けたいはずで、移籍金が得られる今夏の売却が既定路線だろう。
「スペインやイングランドでプレーしたい」とかねてから公言しているとおり、本人の希望は国外挑戦。以前、獲得に興味を示していたレアル・マドリーは争奪戦から撤退したようだが、複数のメガ/有力クラブが熱視線を送る。
とくに積極的にアプローチしているのがマンチェスター・ユナイテッドで、4月下旬には「移籍金3000万ユーロ(約42億円)で合意」とも報じられた。ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは即座にこの報道を否定しているが。
国内移籍の可能性も消えてはいない。司令塔タイプのMFを探しているヴォルフスブルク、チャンピオンズ・リーグの結果次第では今夏の大刷新もありえるバイエルンもここにきて興味を示す。バイエルンに関しては、12年夏にドルトムントから獲得したマリオ・ゲッツェとのトレード案が浮上している。
ただ、当のギュンドアンのパフォーマンスは、背中の故障もあってここ2シーズンは満足いくものではない。ドルトムントが望む3000万ユーロ級の高額オファーが実際に舞い込むかはいわば不透明で、値下げに応じなければ簡単に移籍成立とはいかないかもしれない。
イルカイ・ギュンドアン(MF/ドルトムント)
ドルトムントはこの夏、ほぼ間違いなくイルカイ・ギュンドアンの放出に踏み切る――。
2016年6月に満了する契約の延長をギュンドアンは断り、4月30日にドルトムントが契約を更新しないと公式発表した。クラブ首脳陣としては、ロベルト・レバンドフスキを無償でバイエルンに手放すことになった昨夏の二の舞は避けたいはずで、移籍金が得られる今夏の売却が既定路線だろう。
「スペインやイングランドでプレーしたい」とかねてから公言しているとおり、本人の希望は国外挑戦。以前、獲得に興味を示していたレアル・マドリーは争奪戦から撤退したようだが、複数のメガ/有力クラブが熱視線を送る。
とくに積極的にアプローチしているのがマンチェスター・ユナイテッドで、4月下旬には「移籍金3000万ユーロ(約42億円)で合意」とも報じられた。ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは即座にこの報道を否定しているが。
国内移籍の可能性も消えてはいない。司令塔タイプのMFを探しているヴォルフスブルク、チャンピオンズ・リーグの結果次第では今夏の大刷新もありえるバイエルンもここにきて興味を示す。バイエルンに関しては、12年夏にドルトムントから獲得したマリオ・ゲッツェとのトレード案が浮上している。
ただ、当のギュンドアンのパフォーマンスは、背中の故障もあってここ2シーズンは満足いくものではない。ドルトムントが望む3000万ユーロ級の高額オファーが実際に舞い込むかはいわば不透明で、値下げに応じなければ簡単に移籍成立とはいかないかもしれない。