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【J1展望】川崎×名古屋|衝撃の4-0から中4日。天王山“第2戦”で示されるのは王者の貫禄か?リベンジか?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2021年05月03日

名古屋――“らしさ”を示せるか

出場停止/川崎=なし 名古屋=なし 

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J1リーグ12節
川崎フロンターレ―名古屋グランパス
5月4日(火)/15:00/等々力陸上競技場

 
名古屋グランパス
今季成績(13試合終了時):2位 勝点29 9勝2分2敗 16得点・7失点
 名古屋にとっては切り替えが大事になる。もっともホームでの“第1戦”は0-4で大敗したからこそ、ある意味、仕切り直しをしやすいのかもしれない。

 反省点は数多いようで、そのすべてが集約されていくのが“名古屋らしさの誇示”であり、あらゆる面で川崎のゲームにされてしまったホームでの“第1戦”を、今度はアウェーで名古屋のゲームに塗り替える必要がある。

 キーワードは攻めの守備だ。プレスをいなされ、引いても崩されたホームゲームの反省点として、吉田豊は前に出ることを決意する。

「少しでもスペースというか、考える時間を与えると好きなことをできるので。そうさせないために全体でハードなプレッシングをする」

 引いて守らないという意味ではなく、ボールホルダーから自由を奪い、川崎が侵入するスペースを消す、というハードワークの所信表明である。プレー強度あっての名古屋のスタイルであることはフィッカデンティ監督(新型コロナウイルスの陽性判定を受けて前回に続いてブルーノ・コンカコーチが指揮を執る予定)も前の試合を控えて宣言していた彼らの強みであり、まずその基本を徹底することから、名古屋は王者へのリベンジを目論む。

 緊張感は最大限まで高められ、普段は多弁な稲垣祥もリターンマッチを前に多くを語らず。それだけに「あんな負け方して、悔しさとか、やり返してやろうという気持ちがないわけがない」という言葉は、逆にモチベーションの高さ、覚悟の深さを思い知るようだった。

 負けを嫌う名古屋は連敗も嫌う。サッカーの本質に含まれる“闘争”の部分を心身ともに押し出して、勝点をもぎ取るような試合を狙う。

取材・文●今井雄一朗(フリーライター)
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