――クラブに目を移して、中心になりそうなのは？
 
プレミア担当B：大刷新が考えられるのはシティ。監督人事も含めて、市場に小さくない影響を及ぼす可能性がある。トゥーレ・ヤヤ、ヨベティッチ、ゼコ、ナスリが放出候補に挙がり、手放せば当然、その穴埋めが必要だ。
 
セリエ担当B：そのシティ勢を狙っているのが、マンチーニですね。もっとも、実際に獲得できるかは微妙ですが。シティ勢は給料が高いですからね。
 
プレミア担当A：ユナイテッドも大きく手を入れそう。とくに前線。ファン・ペルシは放出、ファルカオの買い取りオプションも行使しないだろうね。ディ・マリアも例の強盗未遂事件からマンチェスターを離れたがっているようだし、カバーニと交換？　ディフェンスラインもテコ入れが必要だし、つまりまたまた大刷新か。
 
ブンデス担当：アンカーも必要じゃないですか。ギュンドアンも狙っていますよね。ドルトムントと契約を更新せず、今夏の退団が事実上決まった。
 
――マドリーはどうでしょう？　無冠に終われば、アンチェロッティ監督の首も飛ぶのでは？
 
リーガ担当B：どうかなあ。個人的には、続投に落ち着きそうな気が。戦力的には大きな穴がないし、ポグバがどうかというところかな。
 
リーガ担当A：バルサは補強禁止処分中だから、現有戦力の流出阻止がメインテーマ。ダニ・アウベスとも契約延長の方向で、まもなく合意。ドグラス？　使い物にならなかった。
 
プレミア担当B：ヴェルメーレンは来シーズンに向けた補強になるのでは？（笑）　今シーズンは怪我でまったく出番がなかった。
 
――バイエルンは？
 
編集長：例によってピンポイント。リベリとロッベンのところ。この２人以外に独力で打開できるタレントがいないと、ペップも嘆いている。デ・ブルイネやスターリングが候補に挙っているけど、本音はロイスだろうね。でも、ゲッツェ、レバンドフスキと過去２年続けてドルトムントから引き抜いているから、さすがに遠慮しているとか。