「ゴールに関わるプレーを多くして、試合を決める選手になることを目指す」
「開幕戦だったので本当に勝利が必要だった。絶対に勝つという意思がみんな強かったので、先制点をとって流れを持ってきたいという思いがありました」
試合後、キャプテンとしてこの試合に懸ける思いを口にすると、「ボールを出してもう一度動くという得意なプレーがゴールにつながったのはよかった」と自身のプレーを振り返った。
3月上旬に行われたデンソーカップチャレンジ大会では関東Aの主軸としてプレー。4試合中、決勝を含めた3試合でゴールを挙げ、優勝と大会MVPに選ばれた。ここでも右サイドからカットインを仕掛け、ニアサイドにライナーで突き刺さる豪快なゴールを見せていた。
「左サイドであればカットインから今日決めたように、右足でカーブをかけてファーに流すシュート。右サイドだったらデンチャレで決めたように左足でライナーのシュートと、どちらも苦手を持たないようにトレーニングしてきました。先制点のシーンも、もし相手のCBが寄せてきていたら、シュートフェイントにして右足で逆に切り返してからの左足のシュートも選択肢にあった。今年はより自分がゴールに関わるプレーを多くして、試合を決める選手になることを目指しているので、それが結果につながっていると思います」
その表情は自信に満ち溢れていた。スコアを直接的に動かすサイドバックとして、この1年でさらに成長し、中学・高校(JFAアカデミー福島U-15、U-18)の6年間を過ごした愛着のある静岡に戻ってプロのキャリアをスタートさせる。進化への明確な青写真を描く山原の躍動は、プロの舞台でも期待できそうだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
試合後、キャプテンとしてこの試合に懸ける思いを口にすると、「ボールを出してもう一度動くという得意なプレーがゴールにつながったのはよかった」と自身のプレーを振り返った。
3月上旬に行われたデンソーカップチャレンジ大会では関東Aの主軸としてプレー。4試合中、決勝を含めた3試合でゴールを挙げ、優勝と大会MVPに選ばれた。ここでも右サイドからカットインを仕掛け、ニアサイドにライナーで突き刺さる豪快なゴールを見せていた。
「左サイドであればカットインから今日決めたように、右足でカーブをかけてファーに流すシュート。右サイドだったらデンチャレで決めたように左足でライナーのシュートと、どちらも苦手を持たないようにトレーニングしてきました。先制点のシーンも、もし相手のCBが寄せてきていたら、シュートフェイントにして右足で逆に切り返してからの左足のシュートも選択肢にあった。今年はより自分がゴールに関わるプレーを多くして、試合を決める選手になることを目指しているので、それが結果につながっていると思います」
その表情は自信に満ち溢れていた。スコアを直接的に動かすサイドバックとして、この1年でさらに成長し、中学・高校(JFAアカデミー福島U-15、U-18)の6年間を過ごした愛着のある静岡に戻ってプロのキャリアをスタートさせる。進化への明確な青写真を描く山原の躍動は、プロの舞台でも期待できそうだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)