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清水が獲得したのは“試合を決めるサイドバック” 筑波大DF山原怜音が関東大学リーグ開幕戦で鮮烈弾!

カテゴリ:大学

安藤隆人

2021年04月04日

「ゴールに関わるプレーを多くして、試合を決める選手になることを目指す」

カットインからの強烈なショットが武器。DFながら直接試合を動かせる選手を目指す。写真:安藤隆人

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「開幕戦だったので本当に勝利が必要だった。絶対に勝つという意思がみんな強かったので、先制点をとって流れを持ってきたいという思いがありました」

 試合後、キャプテンとしてこの試合に懸ける思いを口にすると、「ボールを出してもう一度動くという得意なプレーがゴールにつながったのはよかった」と自身のプレーを振り返った。

 3月上旬に行われたデンソーカップチャレンジ大会では関東Aの主軸としてプレー。4試合中、決勝を含めた3試合でゴールを挙げ、優勝と大会MVPに選ばれた。ここでも右サイドからカットインを仕掛け、ニアサイドにライナーで突き刺さる豪快なゴールを見せていた。

「左サイドであればカットインから今日決めたように、右足でカーブをかけてファーに流すシュート。右サイドだったらデンチャレで決めたように左足でライナーのシュートと、どちらも苦手を持たないようにトレーニングしてきました。先制点のシーンも、もし相手のCBが寄せてきていたら、シュートフェイントにして右足で逆に切り返してからの左足のシュートも選択肢にあった。今年はより自分がゴールに関わるプレーを多くして、試合を決める選手になることを目指しているので、それが結果につながっていると思います」

 その表情は自信に満ち溢れていた。スコアを直接的に動かすサイドバックとして、この1年でさらに成長し、中学・高校(JFAアカデミー福島U-15、U-18)の6年間を過ごした愛着のある静岡に戻ってプロのキャリアをスタートさせる。進化への明確な青写真を描く山原の躍動は、プロの舞台でも期待できそうだ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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