【J1採点&寸評】清水×山形|終盤に3失点の清水が、勝点2を取り逃がす。

カテゴリ:Jリーグ

増山直樹(サッカーダイジェスト)

2015年04月29日

前線で起点になり、反撃の狼煙を挙げたディエゴがMOM。

力強いボールキープで攻撃の起点となり、チームの1点目を挙げたディエゴ(11)。山形は最後まで諦めない姿勢を全員が貫いた。写真:J.LEAGUE PHOTOS

画像を見る

【山形|採点・寸評】
GK
1 山岸範宏 5.5
3失点とも直接の責任は問えず、失点シーン以外は危なげなし。キックの狙いどころも冴えていた。
 
DF
17 當間建文 5.5
セットプレーのターゲットとして奮闘し、後半は持ち上がる回数も増えた。それでも、組み立ての技術に難がある。
 
4 西河翔吾 5
ラインコントロールに精を出すも、対人の対応では苦戦。3バックのセンターとしては不安定さが目に付いた。
 
13 石川竜也 5.5
力強さはないものの、クレバーなプレーで危機を回避。セットプレーでは、高精度の左足が相手の脅威に。
 
MF
22 キム・ボムヨン 5.5
左に比べると積極性の面で物足りない反面、クロスの精度は低くない。一方の守備では隙を与えがちだった。
 
7 松岡亮輔 5
中盤の低い位置で頻繁にボールを受けたが、なかなかテンポを上げられず。リンクマンになり切れなかった。
 
5 アルセウ 6
セカンドボールを拾って後半の大逆襲を演出。サイドチェンジやミドルでパワフルな右足もアピールした。
 
27 高木利弥 6.5
1失点目はマークを見失ったが、何度も縦に仕掛ける姿勢とクロスの正確性を高く評価。2ゴールに絡んだ。
 
FW
29 川西翔太 5
下がってパスを引き出す一方で、その先の精度を欠く。ボールを持ち過ぎた印象も強く、前半だけでピッチを後に。
 
11 ディエゴ 6.5
チーム内で群を抜く攻撃性能で、前線の起点となる。こぼれ球に詰めて、反撃の狼煙となる1ゴールを奪う。
 
24 ロメロ・フランク 6
フィジカルを活かしてボールキープ。最後まで運動量は衰えず、果敢に攻めるチームを助長していた。
 
交代出場
FW
8 林 陵平 6.5
後半から1トップに入り、早々に惜しいヘッドを放つ。高いシュート意識が執念の同点弾につながった。
 
MF
9 中島裕希 6.5
シャドーで出場し、右ワイドへ移行。いずれのポジションでも積極的に縦への突破を狙っていた。1得点も殊勲。
 
FW
18 萬代宏樹 -
高さを武器にじわじわと圧力をかける。CKからのボールに競り勝ち、中島のゴールをアシストしている。
 
監督
石﨑信弘 6.5
選手交代で前への意識を高め、交代した選手が期待に応える。勝点こそ1だが、狙いは見事にハマった。
 
取材・文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【関連記事】
【J1採点&寸評】広島×清水|試合巧者の広島が必勝パターンで逃げ切る
【J1採点&寸評】山形×FC東京|FC東京がアウェーで完封勝利。太田のFKが決勝点に!
【J1】清水が3点を先制するも、山形が残り5分から怒涛の3発!
【J1】武富の同点弾、工藤が2発! 柏が達磨チルドレンの活躍で川崎に快勝!
攻守にいまひとつの出来… DFB杯・バイエルン戦でなぜ香川は輝けなかったのか

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ