南野、鎌田の起用法は?
ボランチは指揮官も「素晴らしいパフォーマンス」と称讃するなど、ドイツで“デュエル王”として知られる存在になった遠藤航が欠かせない存在になっている。ポイントはその相棒。順当にいけば、移動の関係で初日の練習には参加できなかったものの、冬に渡ったポルトガルで逞しさを増す守田英正が考えられるだろう。
もっとも攻撃面を考慮すれば川辺駿、また原川の負傷によって追加招集され、名古屋では見事な活躍を見せている稲垣祥もA代表のピッチで見てみたい存在である。
もっとも攻撃面を考慮すれば川辺駿、また原川の負傷によって追加招集され、名古屋では見事な活躍を見せている稲垣祥もA代表のピッチで見てみたい存在である。
右サイドハーフはこれまでのパフォーマンスを考えれば、伊東純也が先発する確率が高いだろう。対して最も読めないのが左サイドハーフ。神戸では普段、右サイドを務めるも、順応力の高い古橋亨梧をA代表2試合目で先発に抜擢するか。それとも所属するパルチザンでは複数のポジションをこなし、絶好調の浅野拓磨を中盤に回すか。はたまた満を持して代表入りを果たした柏の司令塔、江坂任を起用するか。指揮官の選択は大いに楽しみだ。
セカンドトップは森保ジャパンで実績十分の南野拓実、昨年の欧州遠征や所属するフランクフルトでアピールを続ける鎌田大地と、頭を悩ませる選択肢がある。南野をCF、鎌田をセカンドトップに配置する形も考えられるが、日韓戦では南野を先発させ、鎌田はジョーカーという立ち位置か。
指揮官が話す“ベストメンバー”という言葉を考えるならCFは大迫勇也だと予想される。大迫は所属のブレーメンで、本職でないインサイドハーフで起用されるなど苦しい戦いが続くが、前日会見で森保監督は「練習を見る限りでは、コンディションは良く、トレーニングを積めているなと確認をできました。試合の感覚などはありますが、十分に経験を積んでいる選手なので、自分の活かし方、周りの活かし方を表現してくれると思います」と信頼を寄せている。
負けられない韓国戦では、前線はやはりこれまでのファーストチョイスと言える「大迫+南野」か。はたまた、3-4-2-1で大迫、南野、鎌田を同時起用するか。興味深いところである。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
セカンドトップは森保ジャパンで実績十分の南野拓実、昨年の欧州遠征や所属するフランクフルトでアピールを続ける鎌田大地と、頭を悩ませる選択肢がある。南野をCF、鎌田をセカンドトップに配置する形も考えられるが、日韓戦では南野を先発させ、鎌田はジョーカーという立ち位置か。
指揮官が話す“ベストメンバー”という言葉を考えるならCFは大迫勇也だと予想される。大迫は所属のブレーメンで、本職でないインサイドハーフで起用されるなど苦しい戦いが続くが、前日会見で森保監督は「練習を見る限りでは、コンディションは良く、トレーニングを積めているなと確認をできました。試合の感覚などはありますが、十分に経験を積んでいる選手なので、自分の活かし方、周りの活かし方を表現してくれると思います」と信頼を寄せている。
負けられない韓国戦では、前線はやはりこれまでのファーストチョイスと言える「大迫+南野」か。はたまた、3-4-2-1で大迫、南野、鎌田を同時起用するか。興味深いところである。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)