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「やっとマレーシアにも来てくれた」鹿島で10番を背負った元日本代表の海外挑戦に、現地ファン・メディアのリアルな反応は?

カテゴリ:海外日本人

佐々木裕介

2021年02月11日

11チーム中2チームが昇格となるものの、昇格条件を持つのは6チーム

北九州を退団して1年のブランクがある本山だが、マレーシアでの期待値も大きい。写真:サッカーダイジェスト

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――今季リーグ開幕はいつなのでしょうか?
「当初は2月27日に開幕して、8月21日に閉幕する日程でしたが、ロックダウンの影響で延び、3月5日に開幕すると発表があったばかりです。でも状況によってはまた延びるかも知れませんが」

――KUFCは来季1部昇格を見据えての補強だと理解しています。その昇格条件は?
「プレミアリーグ成績上位2チームが、スーパーリーグ(1部)へ昇格資格を得るレギュレーションになっています」

―――ずばりKUFCの1部昇格の可能性はどのくらいだと踏んでいらっしゃいますか?
「可能性は高いと思いますよ。全試合消化したらという過程のもとで75%。今季プレミアリーグは11チームで争う予定ですが、内5チームは昇格条件を持っていないんです。なので、実際は6チームでふたつの昇格スロットを争うことになります。昨季の実績や補強状況等を考慮すれば、クチン・シティ、ヌグリ・スンビランとの三つ巴レースになるだろうと予想しています」

―――なるほど。では最後に。本山選手は今季、マレーシアで輝くことが出来るでしょうか?
「またも難しい質問ですね(苦笑)。正直、五分五分ではないかと。環境やチームに馴染めるかが鍵でしょう。チームからは若い選手の多いグループへ彼の経験を伝えてくれることにも期待しているようですし、プレー以外の役割も重視されているようには感じます。ただそうは言えども、やっぱりハジメ・ホソガイやダイスケ・マツイと比較される立場ですよ。開幕が楽しみです」

――◆――◆――

 彼の豊富な経験を買い、それをチームへ落とし込んでほしいというクラブ側の心情は理解できる。しかし数字では表現し難いもの、またすぐに効果が表われる類のものでもない。外国籍枠を使いプレーする助っ人選手として、分かり易い数字を示さなければ世論から良い評価は得られない世界がそこにはある。

 とはいえ筆者と同世代、41歳を迎えてのチャレンジ精神には大いに刺激されている。ピッチにしっかりとした足跡を残して欲しいと願っている。

取材・文●佐々木裕介(フリーライター) 
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