【J1採点&寸評】名古屋×広島|広島を封じた名古屋がリーグ戦初勝利

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年04月12日

決め手に欠いた広島。佐藤はシュート0本のまま後半途中交代。

【警告】名古屋=ダニルソン(19分)、田中マルクス闘莉王(60分) 
【MAN OF THE MATCH】川又堅碁(名古屋)

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【広島|採点・寸評】
GK     
1 林 卓人 5
結果的に2失点。前目にポジショニングを取った背後を狙われ先制点を献上したのは痛かった。
 
DF      
33 塩谷 司 5.5
大人しかった前半に比べ、後半は積極果敢に攻撃参加したが、見せ場は61分の直接FKのみ。
 
5 千葉和彦 5.5
最終ラインからの配球で起点になったが、守備面では川又とのマッチアップに手を焼いていた印象。
 
4 水本裕貴 5.5
1対1の守備やビルドアップ時のポジショニングはまずまず。ただ、後半は背後に抜けられる場面がたびたび見られる。
 
MF
14 ミキッチ 5.5
永井の徹底マークに遭い、思いどおりの仕事は果たせず。クロスを何本が供給したが、どれも味方には合わなかった。
 
6 青山敏弘 6
惚れ惚れするような正確なパスでアクセントを加味。そのキックを武器に、得点の匂いも漂わせたが……。
 
8 森﨑和幸 5.5
最終ラインに下がってゲームの組み立てに関与。時折、ゴール前にも侵入したが、効果的なプレーはなかった。
 
18 柏 好文 5.5
サイドの高い位置でボールを受ける頻度は多かった。ただ、突破してからのチャンスメイクはなく、終盤は矢野との勝負にも後手を踏んでいた。
 
9 ドウグラス 5.5
チーム最多となる4本のシュートを放つなどアグレッシブさは伝わったが、名古屋のDF陣を翻弄するほどではなかった。
 
7 森﨑浩司 ‐
「腿の裏側に痛みが出た」(森保監督)理由で、開始15分も持たずに無念の途中交代を余儀なくされた。
 
FW
11 佐藤寿人 5
チャンスに絡めずシュート0本に。反撃に出た後半も目立った働きがないまま、65分にピッチを去った。
 
交代出場
29 浅野拓磨 5.5
時折、縦に鋭い突破を見せたが、相手の守備網に捕まる。試合終盤に皆川との交代を告げられた。
 
24 野津田岳人 5
目立ったのは左足の威力だけ。周囲とのコンビネーションが乏しく、試合の流れは変えられなかった。
 
22 皆川佑介 -
終了間際に得意のヘディングでゴールを強襲したのが唯一の見せ場。それ以外は孤立気味だった。
 
監督
森保 一 5.5
名古屋に対策を練られて手を焼く。「内容は良かった」と評したが、結局有効な打開策は見出せなかった。
 

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【J1採点&寸評】1stステージ・5節 全9試合の評価をチェック!

広島のエース・佐藤は、チャンスに絡めずシュート0本に。開幕戦以来のゴールは奪えなかった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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