明神氏が小さい頃によくやっていたトレーニングは…
「今」行なえることは、やはり日々のトレーニングです。
僕が小さい頃によくやっていたのは壁当てでした。壁の後ろが溝になっていて、ミスをしたら取りに行かなければいけなかったので、ちゃんとボールが帰って来るには強さも必要だとか、いろいろと考えながらやっていましたね。
そういう技術というのはある程度個人でも伸ばせる部分。子どもたちにとっては、キックひとつとっても、100回蹴るよりも1000回蹴る方が自分の力にはなります。さらにそこで“考える”ことで上達のスピードはさらに上がります。
1000回蹴るのにしても、何も考えずに回数をこなすのと、今のキックはどこに当たったからこういうボールが蹴れたとか、どういう軸足をついたからこういうボールが蹴れたとか、考えて1000回蹴るのでは大きな差が生まれます。
徐々に技術がついてくると、練習では上手くいくのに、試合ではなかなか上手くいかないという壁にもぶつかります。そこでもその原因を「考える」ことが必要です。
それが緊張からなのであれば、緊張しないための方法を考えたり、緊張してもプレーに影響しない方法を考えたり。相手のプレッシャーの厳しさが原因ならば、練習の段階からそのプレッシャーを意識して取り組めるかどうか。普段は練習のための練習になっていることが多いと思うので、何故上手く行かないかと考えることが大事になりますね。
僕が小さい頃によくやっていたのは壁当てでした。壁の後ろが溝になっていて、ミスをしたら取りに行かなければいけなかったので、ちゃんとボールが帰って来るには強さも必要だとか、いろいろと考えながらやっていましたね。
そういう技術というのはある程度個人でも伸ばせる部分。子どもたちにとっては、キックひとつとっても、100回蹴るよりも1000回蹴る方が自分の力にはなります。さらにそこで“考える”ことで上達のスピードはさらに上がります。
1000回蹴るのにしても、何も考えずに回数をこなすのと、今のキックはどこに当たったからこういうボールが蹴れたとか、どういう軸足をついたからこういうボールが蹴れたとか、考えて1000回蹴るのでは大きな差が生まれます。
徐々に技術がついてくると、練習では上手くいくのに、試合ではなかなか上手くいかないという壁にもぶつかります。そこでもその原因を「考える」ことが必要です。
それが緊張からなのであれば、緊張しないための方法を考えたり、緊張してもプレーに影響しない方法を考えたり。相手のプレッシャーの厳しさが原因ならば、練習の段階からそのプレッシャーを意識して取り組めるかどうか。普段は練習のための練習になっていることが多いと思うので、何故上手く行かないかと考えることが大事になりますね。
その「考える」もととなるのが「見る」ことです。状況を判断するためには、そのもとになる情報がなければ正しい判断が出来ません。サッカーは対戦相手がいるスポーツで、相手を「見る」というのは非常に大事で、また難しいということを私自身、指導者になって再認識しました。
「見る」ためには、やはり普段から「見る」トレーニングが必要です。練習から相手がどこにいて、何をしようとしているかを見て、自分の目の前にいる相手が次に何をしようとしているか、そんなところまで見ることができたら一番良いですね。
練習以外でも「見る」「考える」はできます。試合観戦などは非常に役に立ちます。
FWの選手ならFWの選手というように、自分と同じポジションの選手をずっと見るのも面白いと思います。試合中継ではボールと関係の無い部分がなかなか映らなかったりもするので、そういう意味では実際の試合を観るということのメリットは大きいでしょう。
贅沢な見方かもしれませんが、90分にわたって自分の好きな選手をただただ追い続ける。ボールのないところではどういう動きをしているのかとか、そういう見方ができると違った発見もいっぱいあると思います。
コロナ禍では入場制限もあって観客が少ない。そういうなかでトップチームの試合を観ると、選手たちがそれぞれのポジションで実際に指示を出しているのがよく聞こえるので、さらに発見もあると思います。
「見る」ためには、やはり普段から「見る」トレーニングが必要です。練習から相手がどこにいて、何をしようとしているかを見て、自分の目の前にいる相手が次に何をしようとしているか、そんなところまで見ることができたら一番良いですね。
練習以外でも「見る」「考える」はできます。試合観戦などは非常に役に立ちます。
FWの選手ならFWの選手というように、自分と同じポジションの選手をずっと見るのも面白いと思います。試合中継ではボールと関係の無い部分がなかなか映らなかったりもするので、そういう意味では実際の試合を観るということのメリットは大きいでしょう。
贅沢な見方かもしれませんが、90分にわたって自分の好きな選手をただただ追い続ける。ボールのないところではどういう動きをしているのかとか、そういう見方ができると違った発見もいっぱいあると思います。
コロナ禍では入場制限もあって観客が少ない。そういうなかでトップチームの試合を観ると、選手たちがそれぞれのポジションで実際に指示を出しているのがよく聞こえるので、さらに発見もあると思います。