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Jリーガーが現役中に“分析本”を作った理由。「海外サッカーマニア」だから分かるヤバイ話とは?

カテゴリ:特集

白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

2021年01月19日

「ズラタンはもっともっと語りたいことがありました」

林は現役ラストゴールで、敬愛するイブラヒモビッチのセレブレーションを披露した。(C)J.LEAGUE

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――現役Jリーガーの書籍と言えば、自身の体験談をまとめたストーリーものが一般的ですが、この本は海外プレーヤーの分析/解説本と、一線を画していますよね。
 
「はい。こうした内容のほうが、僕の強みを活かせるかなと思いました。『Jリーガー随一の海外サッカーマニア』だと自負していたので、自分の分析力と知識を上手く出せるかなと」
 
――2020年の夏頃だと、まだ現役中になります。練習・試合をこなしながら分析、情報収集、執筆をなかなか大変だったのでは?
 
「大変ではありましたけど、試合がない日のトレーニングは午前中に終わるので、午後は基本的に空きます。そこを有意義に使えるかがサッカー選手には大事で、今回はそこの時間を本作りに費やしました。もちろん大変でしたけど、楽しかったですね。海外サッカーが大好きなのでやっぱり」
 
――私も著書を読ませていただきました。選手と監督の計62人が、『スゴイ』と『ヤバイ』2本立てで紹介されていますね。これは何か理由があるんでしょうか?
 
「『スゴイ』ではプレー、『ヤバイ』ではプライベートな話を主に紹介しています。僕が海外サッカーにハマったキッカケも、スター選手たちのプレーはもちろんですが、プライベートが個性的で面白かったからだったんです。だから、読者のみなさんに一流選手の公私両面を知ってほしいなと思って、こうした構成にしました」
 
――なるほど。著書の中に「海外サッカーにハマったキッカケは、中高生の頃に観た銀河系軍団時代のレアル・マドリー」とありましたが、たしかの当時の彼らはかなり豪快でしたよね。
 
「そうでしたね。ロベルト・カルロスは先日も、『試合が終わったらそれぞれのプライベート・ジェットで遊びに出かけたとか』と言っていましたよね(笑)。そんな生活を続けながらも、彼らは華麗に勝ち続けた。まさにスゴイうえにヤバイのが、銀河系軍団でしたね」
 
――本の中で一番最初に出てくるのが、ズラタン・イブラヒモビッチでした。
 
「はい、僕にとってズラタンは神なんです。プレーも生き様も、一番憧れた選手ですね。39歳になった今もトップレベルを維持しているなんて、ちょっと信じられないです。6ページに詰め込めるだけ詰め込みましたが、もっともっと語りたいことがありました。外したネタは次回に回そうと思います(笑)」
 
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