【J1採点&寸評】山形×湘南|立ち上がりの攻勢で2点を奪った湘南が昇格組対決を制す!

カテゴリ:Jリーグ

頼野亜唯子

2015年04月04日

したたかな先制点とノンストップの走力。高山をMOMに選出。

【警告】山形=なし 湘南=可児(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】高山 薫(湘南)

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【湘南|採点・寸評】
GK
1 秋元陽太 6
後半、味方の運動量が落ちて押し込まれる時間帯も冷静に対処。強風のなかのハイボールの処理も的確だった。
 
DF
3 遠藤 航 5.5
U-22代表遠征帰りのハードスケジュールもあったせいか、攻撃参加は抑え気味。終盤にはゴールマウスで相手のシュートをクリア。
 
4 アンドレ・バイア 6
最後尾で抜かりない守備。空中戦もフィジカルコンタクトもほぼ負けなしで山形にとって壁となった。
 
17 三竿雄斗 6.5
チームの姿勢を象徴するように立ち上がりから積極的に攻撃参加。守備への戻りも問題なし。
 
MF
14 藤田征也 6.5
アリソンの落としを狙い澄まして打ったシュートが、試合を決める今季初ゴールになった。
 
2 菊地俊介 6
的確にスペースを埋め山形の攻撃を分断。素早く最終ラインのサポートに戻り、シュートブロックする仕事も。
 
6 永木亮太 6
常に裏を狙って好パスを供給。風を上手く利用して前線の選手を動かし、チャンスを作った。
 
10 菊池大介 6
自分で仕掛けてエリア内に侵入したり、タメを作って三竿の上がりを促すなどサイドで起点になった。
 
FW
7 大竹洋平
裏への飛び出しやクロスへの潰れ役などチャンスシーンに顔を出した。後半はやや存在感が薄れた。
 
18 アリソン 6
ポスト役にはなったが決定機は決められず。決勝ゴールのシーンは山形の寄せを冷静にかわしてアシスト。
 
23 高山 薫 6.5
相手のバックパスのミスを見逃さず得点。その後もノンストップで山形守備陣をかき回した働きを評価し、MOMに選出。
 
交代出場
FW
19 大槻周平 5.5
山形に押された時間帯での投入だったが、流れを変えるまでには至らず、あまりチャンスに絡めなかった。
 
MF
26 可児壮隆 6
短い時間ながら攻撃の起点に。曺監督が会見で敢えて「今日はあいつを褒めてやりたい」と言及。
 
DF
30 島村 毅 ―
前を向いて走り続けた三竿に代わり、ゲームを締めるべく投入。短い時間ながら役割は果たした。
 
監督
貴裁 6.5
嫌なムードになりがちな前半終了間際の失点も、「後半開始早々でなくて良かった」とポジティブな解釈で選手をモチベート。
 
取材・文:頼野亜唯子(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

相手のバックパスのミスを見逃さずに、高山(左から2番目)がしたたかに先制点をゲット。高い走力で湘南の推進力ともなった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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