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【選手権展望】全チームが”打倒・青森山田”を掲げる! J内定選手4人の昌平、リベンジ誓う履正社 などが虎視眈々

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2020年12月25日

青森山田は12月中旬にJFLのいわきFCに勝利

攻守に戦力が充実している青森山田。主将のDF藤原は「負けられない」と意気込む。(C)SOCCER DIGEST

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【Cブロック】
 本命不在の混戦模様になりそうなブロックだ。富山一(2013年度)、星稜(2014年度)、東福岡(2015年度)と近年のタイトルホルダーがズラリと並ぶ。

 なかでも注目を集めそうなのは、昨年度ベスト4の矢板中央だ。島﨑勝也と新倉礼偉のCBを中心に大型選手が多く、迫力十分なセットプレーは今年も武器になるだろう。怪我をしがちだったGK藤井陽登が復帰してからは、堅守に磨きがかかっているのもプラス材料。エースFW多田圭佑の爆発次第では、昨年以上の成績も不可能ではない。

 このブロックは、東福岡のMF青木俊輔や神村学園のスーパールーキーMF大迫塁など個人として楽しめる選手がいるのも特徴だ。今大会でのブレイクが期待されるFW吉倉昇空(富山一)とFW垣内太陽(日本文理大附)のストライカー対決にも注目して欲しい。
 
【Dブロック】
 各校の監督が、本命として挙げる昨年度のファイナリストである青森山田が頭一つ抜けている。浦和内定のDF藤原優大、U-18日本代表候補のMF松木玖生の二枚看板に加え、岩手内定のDFタビナス・ポール・ビスマルクや、高い位置での守備から得点が奪えるMF安斎颯馬など実力者が並び、12月中旬にはJFLのいわきFCに勝利し、その実力を見せつけた。

 今大会は、全チームが”打倒・青森山田”を誓うボスキャラのような存在だが、藤原は「毎試合、モチベーションが高いチームと対戦するのは難しいけど、それを上回るモチベーションでやっている。日本一のチームの一員として戦っている自覚はあるので、負けられない」と意気込む。

 そのほかの有力候補は今年初めてプリンスリーグ北信越を制した丸岡だ。大型CB飯田晃明、司令塔のMF川中浩夢ら各所に実力者が揃う。MF鈴木淳之介を中心としたパスワークと、FW大森涼の決定力を備えた帝京大可児、ストロングヘッダーのCB井上太聖を中心とした守備が光る堀越なども忘れてはいけない存在で、虎視眈々と青森山田撃破を狙っている。

取材・文●森田将義(サッカーライター)

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