12月31日、いよいよ第99回全国高校サッカー選手権が幕を開ける。2020年は新型コロナウイルスが世界を揺るがし、史上初めてインターハイが中止となるなど高校サッカー界も大打撃を受けた。そんななかでも辛く長い苦難の道のりを乗り越え、各地域を勝ち上がった48校が今年も鎬を削る。

　本稿では選手権開幕に先駆け、高校サッカーダイジェスト編集部が厳選した今大会必見の注目プレーヤーを紹介。将来有望なダイヤの原石たちは、高校年代の頂点を決めるビッグトーナメントでいったいどんなプレーを見せてくれるのか。第３回目となる今回はDF・GK編だ。

編集部が厳選した大会を彩る“ダイヤの原石”たちを一挙紹介！～FW編

編集部が厳選した大会を彩る“ダイヤの原石”たちを一挙紹介！～MF編

編集部が厳選した大会を彩る“ダイヤの原石”たちを一挙紹介！～女子編

【選手権PHOTO】編集部が厳選したFW編全10選手を総チェック！

【選手権PHOTO】編集部が厳選したMF編全10選手を総チェック！

【選手権PHOTO】編集部が厳選したDF・GK編全10選手を総チェック！

【選手権PHOTO】編集部が厳選した女子編全16選手を総チェック！

【高校サッカーダイジェスト厳選／選手権注目タレント】
Part.３　DF・GK編

FILE21
永田健人
ながた・けんと
創成館（長崎）／２年
G大阪ジュニアユースから長崎の新鋭校へ進学。手足の長さを活かした迫力あるシュートセーブでチームを勝利に導く。ハイボール処理にも定評がある守護神は、「オブラクのように信頼されるGKになりたい」と話す。

FILE22
松村晟怜
まつむら・せれ
帝京長岡（新潟）／２年／U-17日本代表
中盤やサイドを主戦場にしていたが、２年生になってからCBへ転向し、左足のロングフィードやカバーリングなど才能が開花。一躍脚光を浴びる存在となった長身レフティーは「選手権はアピールするために大事」と意気込む。
 

FILE23
藤原優大
ふじわら・ゆうだい
青森山田（青森）／３年／U-18、U-19日本代表、浦和加入内定
名将・黒田監督が「弱点がないというくらいパーフェクトな選手かな」と絶大な信頼を寄せるCBだ。空中戦・地上戦ともに圧倒的な強さを誇り、左右両足から精度の高いフィードを放つ。最後の冬を「藤原の選手権」に。

FILE24
一瀬大寿
いちのせ・たいじゅ
山梨学院（山梨）／３年
「自分の強みはヘディング」と言い切る“甲斐のエアファイター”。元々は散らすタイプのボランチだったが、１年時のCB転向でヘディングを強化。身長も１メートル84センチまで伸び、タイミング抜群の跳躍から得点も奪う。
 
FILE25
藤井陽登
ふじい・はると
矢板中央（栃木）／２年
前回大会は１年生守護神として大活躍。全国３位に貢献し、日本高校選抜候補にも選出された。バネにスピードと身体能力が高く、PK戦では圧巻の勝負強さをみせる。チーム随一のキック力により攻撃面でも違いを生む。