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大学生相手に2発!選手権得点王を狙う神村学園1年生FW福田師王がU-16代表合宿で見せた成長ぶり

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2020年12月14日

「お尻の筋肉を鍛えることで、ぶつかってきた相手も抑える」

突破からフィニッシュに持ち込む福田。選手権では1年生ながら得点王を狙うと宣言。写真:松尾祐希

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 初めて味わう屈辱。この経験が福田を大きく変えた。代表のスタッフからアドバイスを受け、チームに戻ってからはフィジカル面を強化。とりわけ、意識したのがお尻だ。福田は言う。

「代表で指摘された部分だったので、トレーナーに教えてもらったメニューに取り組んだんです。お尻の筋肉を鍛えることで、ぶつかってきた相手を抑えて、ジャンプ力やスピードを高めることを意識していました」

 地道な取り組みは自身のスケールアップに大きな意味を持つだけではなく、メンタル面にもプラスをもたらす。9月の代表活動では「ボールを受けられなかったところや、ボールを受けてもミスを恐れてプレーをしていた」というが、身体作りを見直したことでプレーに余裕が生まれた。課題と向き合った日々がなければ、今の自分はなかったかもしれない。

 13日に行なわれた横浜F・マリノスユースとのトレーニングマッチ(45分×2本、2-2/5PK4)では無得点に終わったものの、同世代の相手に当たり負けする場面はほとんどなかった。

 自信を深めた今回の代表活動。しかし、現状に満足などしていない。「SBSで悔しい想いをして、誰よりも頑張ってきた。誰よりも結果を残してメンバーに残れるようにやっていきたい」と、福田はさらなる進化を誓う。

 だからこそ、求められるのは結果だ。そのためにはチームでの活躍が必須で、12月31日に開幕する高校サッカー選手権は自分の価値をさらに高めるチャンスだ。1983年度に清水東の武田修宏(現サッカー解説者)が成し遂げて以来となる1年生得点王を掴めるか。「目標は得点王」と言い切る男は、自らの足で代表入りを掴み取るために歩みを止めない。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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