ボールを保持している状況なら、失点の心配はまずないが――。

トップ下での起用が濃厚な久保。所属クラブで務めるポジションで新たな可能性を見出せるか。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

格下が相手とはいえ、前掛かりになった状態でのカウンターは要注意。西野(25番)も警戒を強めている。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)
ポイント3|最後も“ゼロ”で
すでに先述したとおり、ここまでの2試合で日本は無失点のまま連勝を飾り、グループ首位に立っている。相手との実力差を冷静に判断すれば当然の結果かもしれないが、ベトナム戦は終盤に押し込まれるなどタフなゲームだっただけに、「焦れずにゼロで抑えられたのは良かった」(西野貴治)。
基本的には、マレーシア戦も日本が主導権を握る展開が予想される。ボールを保持している状況なら失点の心配はまずないが、だからこそ守備陣は集中力をより研ぎ澄ます必要がある。
改めてアジアでの戦いにおける留意点を西野に聞けば、「(ベトナム戦でも)どうしても日本が攻める時間が長くなるし、相手も守ってカウンターしか狙っていなかった。そういった意味では守備の部分で、リスク管理で集中を切らさずやることで失点は防げると思う」。
ベトナム戦での脳震盪のため途中離脱した岩波拓也の不在は痛いが、残されたメンバーできっちりと最終戦もゼロで抑えて予選突破を決めたい。
なお、マレーシア戦では引き分け以上、負けても1点差であれば日本の予選突破が決定する。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
すでに先述したとおり、ここまでの2試合で日本は無失点のまま連勝を飾り、グループ首位に立っている。相手との実力差を冷静に判断すれば当然の結果かもしれないが、ベトナム戦は終盤に押し込まれるなどタフなゲームだっただけに、「焦れずにゼロで抑えられたのは良かった」(西野貴治)。
基本的には、マレーシア戦も日本が主導権を握る展開が予想される。ボールを保持している状況なら失点の心配はまずないが、だからこそ守備陣は集中力をより研ぎ澄ます必要がある。
改めてアジアでの戦いにおける留意点を西野に聞けば、「(ベトナム戦でも)どうしても日本が攻める時間が長くなるし、相手も守ってカウンターしか狙っていなかった。そういった意味では守備の部分で、リスク管理で集中を切らさずやることで失点は防げると思う」。
ベトナム戦での脳震盪のため途中離脱した岩波拓也の不在は痛いが、残されたメンバーできっちりと最終戦もゼロで抑えて予選突破を決めたい。
なお、マレーシア戦では引き分け以上、負けても1点差であれば日本の予選突破が決定する。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)