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自らの経験と“プロの思考”を未来のGKへ。高木義成が始める新プロジェクト「GK PORT」に懸けた想いとは

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2020年11月27日

日本のGKたちに向けられた事業に

「土のカチカチのグラウンドでさ、3学年で2人しかGKがいないようなチームにいる、『キャッチなんてしたことないです』みたいな選手たちにも、これが届けばって思う。そうすれば自分たちで練習する時に『高木式何やってたっけ?』『じゃあ動画見てみるか』ってできるようになる。練習自体はオフラインでやることだけど、オンラインで届けられる。あ、手の形こうなってる、じゃあやってみようぜってなってくれたらいいよね。そこまで広めていきたいし、そこからどれだけ広がっていくんだろうって世界が見たいんだよ」
 そして冒頭の台詞に続くわけである。さらに「そう言われないように日々オレも進化していかなきゃいけない」とも。GK理論の実践と研鑽は続き、活動は多岐に渡って展開もされていく。今すぐにでも成立させたいのはプレシーズンにプロや大学生のGKを集めて行なうその名も“GKキャンプ”で、指導者やその卵を集めることで選手、コーチ、そして高木の事業の三方良しの充実したイベントに発展する。

 普段から懇意にする川口能活、楢﨑正剛らとの対談というビッグコンテンツや、オンラインでの個別指導などもアイデアの中にはあるという。さらには世界的な広がりを持つコンテンツ制作や、来年1月に仕込んでいるという「ものすごいコンテンツ」もすでに進行中。「無限大の可能性を感じている」という言葉に偽りなしの意欲的な活動は、次に何を見せてくれるのかという期待感しか持てない内容の連続だ。

 何よりこの事業が、高木義成のためではなく、日本のGKたちに向けられたものであることが気持ちいい。「GKに携わるどこかの誰かの役に立つようになればと思って発信している部分が強い」と言い、「これからやっていくことにエンタメはいらない。全部本気で。愚直に、真摯に人生かけて向き合うって決めている」と畳みかける。ビジネスではあるが、追求するのは利益よりも質や価値、それも日本のGKたちにとっての、である。プロサッカー選手、サラリーマン、と続いていよいよ始まる高木の“サードキャリア”は、夢と野望に満ちて今、船出の時を迎えている。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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