柴崎が軸となるボランチは、その相棒争いが熾烈だ。10月のカメルーン戦では中山、コートジボワール戦では遠藤が先発。ただパナマ戦では、メンバーに復帰した橋本を試す可能性は低くないだろう。橋本は今夏に移籍したロシアで逞しく成長している。
ちなみに遠藤は激しい定位置争いについて「特長はそれぞれもちろん違いますが、誰が出ても遜色なくやれるのが理想だと思います。現に今は非常に良いライバルがいるなと、それはチームにとってポジティブだと思います」と語っている。
中盤２列目は森保ジャパンで10番を背負うことが多かった中島翔哉、同じく常連メンバーの堂安律が不在。代表での経験値、ここまでのアピールを考えれば原口と伊東が最も先発に近い存在か。
ただし久保もビジャレアルで存在感を高めており、コンディションは悪くない。A代表10試合目の出場でゴールを奪いたいところだ。10月の２連戦で出番が訪れなかった三好もアピールに燃えているだろう。
中盤２列目の争いは？
セカンドトップは10月の２連戦に続いて10番を背負う南野が軸だ。レギュラー格が数人不在の攻撃を担う働きが求められる。一方で鎌田はコートジボワール戦で好プレーを披露。南野を起用しつつ、試合の状況で鎌田にスイッチという形も考えられるだろう。
絶対的な存在である大迫を欠くCFは、スピードに特長のある鈴木と浅野が控える。より先発に近いのは、10月の２連戦でも奮闘した鈴木だろう。代表のCFとしてさらに評価を高められるか。浅野は中盤２列目での起用もありそうだ。
構成●サッカーダイジェスト編集部
絶対的な存在である大迫を欠くCFは、スピードに特長のある鈴木と浅野が控える。より先発に近いのは、10月の２連戦でも奮闘した鈴木だろう。代表のCFとしてさらに評価を高められるか。浅野は中盤２列目での起用もありそうだ。
構成●サッカーダイジェスト編集部
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