カウンターから失点を繰り返した昨季の弱々しい姿は改善傾向に。
後半に入ると、さらに勢いを増す川崎の攻撃の前に防戦一方になる時間が増え、59分に失点。72分に少ないチャンスから高橋祥が勝ち越し弾を挙げるが、1分後にはレナトに同点ゴールを決められ、2-2のままタイムアップの笛を聞いた。
後半途中から森岡のスタミナはガクンと落ち、「下がってしまった」(岩波)最終ラインでは、CBコンビが幾度もピンチを迎えるなど、チーム全体で修正点はまだまだ多い。
だが、前半の動きを見る限り、パスサッカーを標榜し、カウンターから易々と失点を繰り返した昨季の弱々しい姿は改善傾向にある。「まだチームは作り始めたばかり」と語るネルシーニョ監督が加えた守備のエッセンスは、徐々にだが確実に選手たちに浸透し始めている。
劣勢の試合展開にも「勝てた試合だった」と、最後まで強気な姿勢を崩さなかった高橋祥。この日、得られた勝点1を手に、次節こそ今季初勝利を狙う。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
後半途中から森岡のスタミナはガクンと落ち、「下がってしまった」(岩波)最終ラインでは、CBコンビが幾度もピンチを迎えるなど、チーム全体で修正点はまだまだ多い。
だが、前半の動きを見る限り、パスサッカーを標榜し、カウンターから易々と失点を繰り返した昨季の弱々しい姿は改善傾向にある。「まだチームは作り始めたばかり」と語るネルシーニョ監督が加えた守備のエッセンスは、徐々にだが確実に選手たちに浸透し始めている。
劣勢の試合展開にも「勝てた試合だった」と、最後まで強気な姿勢を崩さなかった高橋祥。この日、得られた勝点1を手に、次節こそ今季初勝利を狙う。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)