周囲との信頼関係が必要不可欠
もちろん、定位置を確保するためには、周りの選手との信頼関係を築く必要がある。チュクウェゼやチーム最大の得点源であるジェラール・モレーノに加え、鍵を握るのはバレンシアから移籍してきたMFのダニエル・パレホだろう。キック精度が高く、キープ力にも優れた経験豊富なプレーメーカーは、ボランチでの起用が予想される。
指揮官のエメリは、バレンシアとセビージャの監督時代に、テクニックと展開力を兼備するエベル・バネガを重用したが、おそらく同タイプのパレホも主軸に据えるに違いない。久保はこの配球役が真っ先に探すような選手になりたいところだ。
指揮官のエメリは、バレンシアとセビージャの監督時代に、テクニックと展開力を兼備するエベル・バネガを重用したが、おそらく同タイプのパレホも主軸に据えるに違いない。久保はこの配球役が真っ先に探すような選手になりたいところだ。
ビジャレアルへの入団会見で久保は、「DFやGK以外なら、どんなポジションでも喜んでプレーします」と語った。それは出場意欲のアピールであると同時に、偽らざる本心、自らの可能性を広げようとする好奇心の表われでもあっただろう。
間違いなく久保は、単純なウインガーではない。どんなポジション、どんな戦術、どんな組み合わせがベストなのか。彼はまだ自分探しの途中だ。いつか、偽の9番として起用されたシーズンのメッシのように、革命が起きることを期待する。
文●清水英斗(サッカーライター)
※『サッカーダイジェスト9月10日号(8月27日発売)』より転載
間違いなく久保は、単純なウインガーではない。どんなポジション、どんな戦術、どんな組み合わせがベストなのか。彼はまだ自分探しの途中だ。いつか、偽の9番として起用されたシーズンのメッシのように、革命が起きることを期待する。
文●清水英斗(サッカーライター)
※『サッカーダイジェスト9月10日号(8月27日発売)』より転載
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