指揮官と同僚も“イバ効果”を実感
かつて、“アジアの大砲”と呼ばれた元日本代表FWの高木琢也監督は、「チームを牽引してくれている。タメと起点と決定力を備えている選手はなかなかいない」とうなる。“3拍子”が揃ったストライカーが入ったことで、ボランチの小野雅史は「イバ選手は(ボールが)収まるのでみんなの目線、見る方向がまず前って意識になる。そこは今のチームにはないところですごく良かった」と“イバ効果”を実感している様子だ。
3度目のスタメンを飾ったモンテディオ山形戦は、小島幹敏の先制ゴールに絡んだ。5分、小野のパスをペナルティエリア付近でイバがしっかりと収めると、下げたボールを三門雄大が右サイドの渡部大輔に展開。左サイドの河面旺成へクロスが上がって蹴り込み、最後はゴール右に詰めていた小島が決めた。さらに50分には、河面からパスをもらい、ターンしての右足シュートは迫力十分の代物だった。
3度目のスタメンを飾ったモンテディオ山形戦は、小島幹敏の先制ゴールに絡んだ。5分、小野のパスをペナルティエリア付近でイバがしっかりと収めると、下げたボールを三門雄大が右サイドの渡部大輔に展開。左サイドの河面旺成へクロスが上がって蹴り込み、最後はゴール右に詰めていた小島が決めた。さらに50分には、河面からパスをもらい、ターンしての右足シュートは迫力十分の代物だった。
イバがオレンジのユニホームに袖を通して約3週間が経った。今は本領発揮の途上。新しい仲間と連係を深め、明るい未来のキーマンに――。“いるべきところ”に戻るためには、背番号19の力が必要だ。
取材・文●松澤明美(フリーライター)
【動画】イバがゴール前で存在感!大宮対山形のハイライト!
取材・文●松澤明美(フリーライター)
【動画】イバがゴール前で存在感!大宮対山形のハイライト!