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「旧知の指揮官がガクを新プロジェクトの目玉に」レガネスはなぜ柴崎岳を獲得したのか? スペイン人記者に直撃!【現地発】

カテゴリ:海外日本人

エル・パイス紙

2020年09月11日

ガクにとって、スペインでの最後のチャンス

テネリフェ時代に師事したマルティ監督(左)に乞われ、再びその下でプレーすることに。(C) Getty Images

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 ガクの最大の長所が攻撃力であることに異論はないはずだ。ドリブルとパスを駆使して攻撃のリズムを作るプレースタイルは、相手守備網を攻略するうえで打ってつけのオプションになりうる。さらにボランチ、トップ下、左サイドと中盤の複数のポジションをこなし、そのポリバレント性は監督の采配に幅をもたらすことだろう。

 ただその一方で、昨今のサッカーはプレーリズムの速さやプレッシングの強度に代表されるインテンシティーの高いスタイルが主流になっており、それは2部であっても同様だ。ガクの推進力をもたらせるプレースタイルはそうしたトレンドにマッチし、マルティ監督が期待しているのもそこにあるが、中盤に君臨するにはボール奪取だったり、迅速なリトリートだったり守備面でもチームに貢献することも重要になってくる。

 ガクも28歳となった。このレガネス移籍が、スペイン・サッカーで確固たる地位を得る最後のチャンスになる可能性が高い。

 テネリフェで片鱗の一端を見せた後、必ずしも順調なキャリアを描いているとは言えないが、全幅の信頼を寄せる監督との存在を追い風にその才能を発揮し、チームを昇格に導くことができれば、周囲の評価も変わってこよう。そのための環境がレガネスにはある。これを生かすも殺すもすべてガク次第だ。

文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
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