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【ブンデス20-21開幕ガイド】新シーズンのみどころをチェック!ブンデスリーガ全18チームの注目ポイント第3回

カテゴリ:PR

遠藤孝輔

2020年09月08日

戦力的には台風の目になってもおかしくない

1月にRBライプツィヒから加入し、すぐにチームに欠かせない存在となったクーニャ。ブラジルU-23代表のエース格は一気にスターダムを駆け上がるか。(C) Getty Images

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■ヘルタ・ベルリン19-20シーズン:10位)
監督:ブルーノ・ラッバディア
 
 戦力的なポテンシャルはヨーロッパリーグ参戦組のホッフェンハイムやヴォルフスブルクに匹敵する。情熱的なマネジメントで選手たちのやる気を喚起し、インテンシティーの高いサッカーという明確なビジョンを持ったブルーノ・ラッバディア監督の存在も強みだ。
 
 自慢のセクションはFWだ。ブンデスリーガ参戦2シーズン目の本領発揮に期待が懸かるストライカーのクシシュトフ・ピョンテク、パリ・サンジェルマンが注視するブラジルU-23代表のエース格マテウス・クーニャ、自慢の左足とスピードを武器に独力で違いを作るドディ・ルケバキオ、スピード豊かなジャバイロ・ディルロサンと注目株が揃う。
 
 中盤も悪くない。リバプールからのレンタル契約が満了したマルコ・グルイッチ退団の穴は、リヨンの主軸を担っていたリュカ・トゥザールで埋まるはず。この新戦力がすんなりとフィットしなくても、走れるプレーメーカーのウラジミール・ダリダ、若手有望株のアルネ・マイアーとサンティアゴ・アスカシバルなどセントラルMFの代役候補には事欠かない。トップ下にはFWクーニャが収まりそうだが、ノーリッジから復帰したオンドレイ・ドゥダに加え、ビッグクラブが狙う逸材ラザル・サマルジッチも飛躍の可能性を秘める。
 
 35歳のルネ・ヤースタインに衰えの色が見られるGKには、フライブルクで台頭したアレクサンダー・シュボロウを補強済み。CBと左サイドバックはもともとレギュラー陣とバックアッパーの実力差が小さいが、右サイドバックはやや心許ない。フローニンヘンから加入したオランダU-21代表のデヨファイシオ・ゼーファイクが、はたして韋駄天のルーカス・クリュンターや経験豊富なペテル・ペカリークを上回る人材なのかは未知数だ。
 
 プレシーズンマッチで結果が出ない現実(アヤックスに0-1、PSVに0-4、ハンブルクに0-2など)に直面し、ラッバディア監督はコロナ禍における準備の難しさを訴えているが、早い段階で課題(決定力不足)がはっきりしたのはむしろポジティブに捉えられるはず。繰り返しになるが、戦力的には台風の目になってもおかしくない。
 
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