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懐かしき名手の秘話。屈指の人気者だったサビオラの独占ショットを撮った方法とは?【南米サッカー秘蔵写真コラム】

カテゴリ:ワールド

ハビエル・ガルシア・マルティーノ

2020年09月05日

感銘を受けるほどに礼儀が正しかった名手とは?

まだリーベルでプロキャリアをスタートさせたぐらいの若手だったルイス・ゴンサレス(左)とハビエル・マスチェラーノ(右)。彼らはいずれも欧州で大成していった。 (C) Javier Garcia MARTINO

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 もう1枚の写真は、2003年の冬に撮ったルチョことルイス・ゴンサレスとハビエル・マスチェラーノ。マスチェラーノがリーベルでデビューしたばかりの頃の2ショットだ。

 午前中の練習が終わり、他の選手たちが足早にそれぞれの車に乗って去ってしまうなか、ルチョとマスチェラーノはこちらのリクエストに応じていろんなポーズで写真を撮らせてくれた。
 
 私の妻がインタビューをした時も、丁寧に質問に答えた彼らの印象はとても良く、特にマスチェラーノの礼儀正しさには感銘を受けた。今でも私が「リーベル育ちの若手はみんな行儀が良い」と思っているのは、この時の印象が強いからだ。

 翌2004年に開催されたアテネ五輪で、ルチョとマスチェラーノはアルゼンチン代表として出場し金メダルを勝ち取った。こうして振り返ってみても、当時、世界的にブレイクする前の若い選手たちをサッカーダイジェストで紹介する機会を何度も与えてもらったことに心から感謝したい。

文●ハビエル・ガルシア・マルティーノ text by Javier Garcia MARTINO
訳●チヅル・デ・ガルシア translation by Chizuru de GARCIA
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