世の中は「心技体」。心と技と身体のバランスが大事だと思う。
この心はメンタリティー。強い気持ち。純粋な気持ち。心の部分。

技はテクニック。技術のことを言う。努力して身に付けた技だ。手に職だ。

　体は身体の事を言う。プロの世界では身体能力。体格の事を言いそうだが、この体は健康の事もいうのだと思う。どれだけ純粋に取り組んだとしても、どんなに良い政策があったとしても、身体が健康でなかったら、いい仕事はできない。サッカーでは試合には出られない。

　それにより、心も不健康になってしまったら、監督ではいられない、内閣総理大臣ではいられない。ということなのだと思う。

　安倍総理は53歳で前回も健康上の理由で、１年で辞任している。そして2012年から７年８か月、65歳まで総理大臣を続けた。悔しい想いで１年で退いた53歳の時から、６年後再び総理大臣として返り咲き、８年近い日の中で沢山の功績と課題も残してくれた。

　僕は、短期政権として終わらせた前回の安倍総理の年に近い55歳。サッカーとは違うが僕も頑張らなくてはと思う。

　スポーツと政治を比較してはいけないかもしれないが、何でも上を志す人はどんな世界でも同じだと思う。

　この状況をサッカー（スポーツ）にたとえてポジティブに、そう感じ取ってくれればと思って書いてみた。

　失敗か成功かという結果は世間から問われる。ただ成功へ向かって努力したことは結果とは違う場合もある。その努力の仕方も人によって違い、多種多様な形がある。人のために闘ったその姿を批判だけで済ませてはいけない。そしてその結果を努力という言葉に置き換えて誤魔化してもいけない。これが、僕がサッカーで未だ学んでいることだ。

　新たに日本が動き出す。

　沢山の壁が立ちはだかるが、未来が楽しみだ！！

2020年８月30日
三浦泰年