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【ブンデス20-21開幕ガイド】新シーズンのみどころをチェック!ブンデスリーガ全18チームの注目ポイント第1回

カテゴリ:PR

遠藤孝輔

2020年09月01日

10シーズン連続となる1部残留を果たせれば御の字だ

13ゴールと望外の働きを見せた昨シーズンのニーダーレヒナー。この主砲の活躍がチームの鍵を握っている。(C) Getty Images

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■アウクスブルク(19-20シーズン:15位)
監督:ハイコ・ヘルリッヒ

 過去5シーズンはいずれも12~15位でのフィニッシュ。マルクス・ヴァインツィール監督の下、5位躍進を遂げた14-15シーズン以来トップ10から遠ざかっている。年間予算・戦力のどちらを取っても、10シーズン連続となる1部残留を果たせれば御の字だろう。
 
 チーム随一のビッグネームは元ドイツ代表のシュテファン・ロイターSDであり、ワールドクラスと称せるタレントはひとりも見当たらない。昨シーズンのボール支配率はリーグワーストであり、エンターテインメント性より効率を重視したサッカーでしぶとく勝点を拾いにいく。
 
 今年3月に就任したハイコ・ヘルリッヒ監督がテコ入れする可能性もあるが、従来のサイドアタックとカウンターが生命線となるだろう。ポゼッション重視の攻撃サッカー導入を図り、まるで結果を残せなかったマルティン・シュミット前監督の轍は踏まないはずだ。
 
 頼みの綱は数少ない決定機を高確率でモノにし、昨シーズン二桁ゴールを挙げたフロリアン・ニーダーレヒナー。この主砲にどれだけチャンスを供給できるか。ともにスピードを活かしたアグレッシブな仕掛けが光るドイツU-21代表のマルコ・リヒター、スイス代表の俊英ルベン・バルガスが順調に成長すれば、エースが迎える得点機会は確実に増えるだろう。
 
 上記3人とともに前線のカルテットを形成しそうなのはシャルケから加入したダニエル・カリジューリ。ただ、わずか3得点に終わった昨シーズンの雪辱に燃えるCFアルフレッド・フィンボガソン、元ドイツ代表のアンドレ・ハーン、元ドルトムントのユリアン・シーバーなど他にも個性的な実力者が揃う。指揮官は良い意味で頭を悩ませているだろう。
 
 未知数なのは中盤センター。クラブ歴代最多の出場数を誇り、ピッチ内外で頼れる存在になっていたセントラルMFダニエル・バイアーが退団した痛手を食い止められるか。ボルシアMGからトビアス・シュトロブルという実力的には遜色のない後釜を確保したものの、チームの歯車がかみ合わない時期などにレジェンドの不在を痛感するかもしれない。
 
 いわばアキレス腱だったGKは、ウニオン・ベルリンで評価を高めたラファウ・ギキエビチの加入で一転強みになる可能性が。あとはシュテファン・リヒトシュタイナーが引退した右SBにレギュラークラスの新戦力を迎えれば、開幕に向けた憂いはなくなる。
 

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