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【ブンデス20-21開幕ガイド】新シーズンのみどころをチェック!ブンデスリーガ全18チームの注目ポイント第1回

カテゴリ:PR

遠藤孝輔

2020年09月01日

目指すはマイスターシャーレの奪還

昨シーズンは17得点・16アシストと大車輪の働きを見せたサンチョ。このアタッカーの残留こそドルトムントにとって最大の朗報だ。(C) Getty Images

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 昨シーズンの興奮も冷めやらぬ中、2019-20シーズンのブンデスリーガ開幕が9月18日に迫っている。圧倒的な強さでCL制覇を飾ったバイエルン、若手逸材を多く揃えるドルトムント、日本人選手が在籍するフランクフルト、ブレーメン、ウニオン・ベルリン、シュツットガルトなど、新シーズンも注目のクラブが目白押しだ。
 
 そこでこれから6回に分けて、全18クラブのみどころを紹介していく。第1回はドルトムント、ホッフェンハイム、アウクスブルクだ。

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■ドルトムント(19-20シーズン:2位)
監督:リュシアン・ファーブル
 
 リュシアン・ファーブル体制3年目も目標は昨シーズンと変わらない。マイスターシャーレの奪還だ。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが「歴代最強かもしれない」と評したバイエルンの壁を越え、2011-12シーズン以来となるリーグ制覇を成し遂げられるか。
 
 バイエルンに次ぐタレント力を誇るのも例年通り。右サイドの切り札だったアシュラフ・ハキミが退団した穴は、ハイレベルな舞台での経験が豊富なベルギー代表のトマ・ムニエで補填し、前線には新たにブラジルU-23代表のレイニエールを迎え入れた。後者は契約満了で退団したマリオ・ゲッツェに代わるマルチアタッカーとして期待が寄せられる。
 
 レイニエール獲得以上の朗報は、サンチョの残留が濃厚となったことだろう。8月の時点でミヒャエル・ツォルクSDが売却の可能性を完全に否定した。2シーズン連続でゴールとアシストを二桁に乗せているリーグ屈指のアタッカーの存在なくして、打倒バイエルンを成し遂げるのは困難だろう。いまやキャプテンのマルコ・ロイス以上のキーマンと言える。
 
 サンチョとロイスに加え、今年1月の加入後に15戦13発とセンセーショナルな活躍を見せたCFアーリング・ハーランドが軸の攻撃陣は、昨シーズンのアシストランキング3位のトルガン・アザール、ドイツ代表の10番ユリアン・ブラント、進境著しいジョバンニ・レイナも擁するチーム最大のストロングポイントだ。質・量ともにバイエルンのそれと遜色がない。
 
 左からラファエウ・ゲレイロ、アクセル・ヴィツェル、エムレ・ジャン、ムニエの並びになりそうな中盤は、前線に比べると選手層が厚くない。実力者のトーマス・ディレイニーや新戦力の逸材ジュード・ベリンガムが控えるセンターはともかく、両ワイドは1年目に期待を裏切ったニコ・シュルツの復調が待たれる。同じくCBも控えに不安があり、31歳のマッツ・フンメルスや35歳のウカシュ・ピシュチェクにかかる負担が心配なところ。
 
 最後に目標達成へのポイントを挙げれば、格下からの取りこぼしを減らし、バイエルンとの直接対決“デア・クラシカー”で勝利を収めること。昇格組のパーダーボルンとウニオン・ベルリンから各6ポイントを奪えなかった昨シーズンの轍を踏んではならない。そして、なによりバイエルンに勝たずして、マイスターシャーレには近づけないだろう。
 

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