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【J1展望】横浜FC×札幌|オンライン会議も重ねた新たな試みは、北国の雄を相手に発揮されるのか?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年07月03日

札幌――メンバーはほぼ不変。継続性がさらに強調されるシーズンに

故障者/横浜FC=なし 札幌=なし
出場停止/横浜FC=なし 札幌=なし

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J1リーグ2節
横浜FC - 北海道コンサドーレ札幌
7月4日(土)/18:00/ニッパツ三ツ沢球技場


北海道コンサドーレ札幌
今季成績(1節終了時):16位 勝点0 0勝0分1敗 2得点・4失点

 リーグ再開から4試合続けてアウェーゲームとなる札幌だが、その初戦は横浜FCと対戦する。そうした日程を受けて、移動による新型コロナウイルス感染リスクを軽減するためチームは6月22日から千葉県にある「JFA夢フィールド」で合宿中。どの選手も「最高の環境」と口を揃え、合宿中にはJ3相模原などJクラブとの練習試合も組んでおり、順調に再開に向けた調整が行なえている模様だ。

 この試合に向けての注目点はやはり守備だろう。今季は持ち前の攻撃的なサッカースタイルに加え、前線からタイトな守備を仕掛けるスタイルも取り入れている。それがどこまで浸透し、強化されているかが興味深い。そして中断期間には韓国代表GKク・ソンユンが韓国・Kリーグの大邱FCへと完全移籍を果たしており、リーグ屈指のシュートストッパーが抜けた影響は果たしてどれだけあるのか。こちらも注視したい。

 幸いにもこのポジションには経験豊富な菅野孝憲がいるため直ちに戦力ダウンとはならず、また、この菅野はク・ソンユンとは違った技巧派のGKでもあるため、チームに新たなテイストを生み出す可能性もある。開幕直前にはタイ代表GKカウィンも加わっており、選手層のところでも大きな不安はなさそうだ。開幕戦では大量4失点で敗れてはいるが、それも過去の話にしてしまいたい。

 主力メンバーの顔ぶれは昨季からほぼ不変で、既存の戦力がそのまま今季に挑んでいるのが2020年版札幌の特徴だ。ペトロヴィッチ監督が就任して3年目となる今季は戦術面も着実に浸透しており、継続性がより強調されるシーズンになるだろう。不変のメリットを生かして開幕戦でスタートダッシュが叶わなかったのは残念だが、過密日程を含め通常のシーズンとは異なる部分が多々あることを考えれば、すでに連係面が構築され、一体感も組み上げられているのは大きい。母国に一時帰国をしたアンデルソン・ロペスがまだチームに合流できていないのは痛手ではあるが、アタッカー陣も顔ぶれが充実しているため不安はなさそうだ。

 当初は「トップ3、ACL出場権獲得」だった目標を、中断期間に指揮官は「トップ2入り」へと上方修正している。トップ2に入ることは天皇杯準決勝進出をも意味しており、どのチームよりも長くこのシーズンを戦おうという強い気持ちが感じ取れる。長かった中断期間を経て、志高き指揮官に率いられた北国の雄は、昨季まで以上の攻撃的な姿勢を打ち出しつつ、横浜の地へと乗り込む。
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