2041回という活動回数はどのように実現したのか
――2041回という活動回数はどのように実現したのですか?
「一番多いところだと、サッカーの普及活動が623回でした。幼稚園や保育園の園児の皆さんへのサッカー・スポーツ教室が主な内容で、去年に限らず今まで継続して行なっていました。
ただ、いろんな活動をクラブの各部署で行なっていたので、見落としていた部分や拾い切れていなかったところもありました。
そこで、各部署の様々な活動を精査して見直して、その中でホームタウン活動として該当するものをピックアップしました。サッカーの普及に関する活動が非常に多くありましたね」
――選手が関わった活動はどれくらいありましたか?
「ひとつ例に挙げると学校訪問で、昨年の実施回数は37回でした。シーズン中に平日のトレーニングが終わった後、選手たちに各小中学校、高校に行ってもらいました。そこで児童や生徒たちと話をしたり運動をしたりすることを通じて、サッカーの普及というよりも、夢や目標を持つきっかけになってもらい、アルビレックスを身近な存在として感じてほしいと思って活動をしていました」
――選手と間近に接することができるのは嬉しいでしょうね。
「この活動にはものすごく意義や意味があります。子どもたちの将来や学校生活においてプラスになるはずで、選手たちとの交流やかけてもらった言葉で、勇気や元気をもらった生徒さんもたくさんいたと思います」
――活動を通しての“気づき”はありましたか?
「こういう活動を求めていらっしゃる方がたくさんいると感じました。去年は、『こういうことをやっているので興味がありましたらぜひお声かけください』と、活動のPRをさせてもらいました。その結果、『ぜひ来てください』とたくさん声をかけていただいたんです。
新潟は現在、新潟市、聖籠町だけでなくて全県(30市町村すべて※2019年7月より)がホームタウンになっています。学校訪問に限らず、いまは新型ウイルスの件で非常に皆さんご苦労をされている状況のなかで、我々に何ができるのかということは、常に悩むところですね。皆さんの役に立てることはなんなのか、皆さんが持っていらっしゃる課題に対して何ができるのか、そして、アルビレックス新潟は本当に役に立てるのかなと……。
選手自身の変化もありました。学校訪問では、クラブが各学校と打ち合わせを行なった後、選手に伝えて学校へ行ってもらっていました。そこに、選手自身から『こういうことがやりたい』という声が挙がったんです」
「この活動にはものすごく意義や意味があります。子どもたちの将来や学校生活においてプラスになるはずで、選手たちとの交流やかけてもらった言葉で、勇気や元気をもらった生徒さんもたくさんいたと思います」
――活動を通しての“気づき”はありましたか?
「こういう活動を求めていらっしゃる方がたくさんいると感じました。去年は、『こういうことをやっているので興味がありましたらぜひお声かけください』と、活動のPRをさせてもらいました。その結果、『ぜひ来てください』とたくさん声をかけていただいたんです。
新潟は現在、新潟市、聖籠町だけでなくて全県(30市町村すべて※2019年7月より)がホームタウンになっています。学校訪問に限らず、いまは新型ウイルスの件で非常に皆さんご苦労をされている状況のなかで、我々に何ができるのかということは、常に悩むところですね。皆さんの役に立てることはなんなのか、皆さんが持っていらっしゃる課題に対して何ができるのか、そして、アルビレックス新潟は本当に役に立てるのかなと……。
選手自身の変化もありました。学校訪問では、クラブが各学校と打ち合わせを行なった後、選手に伝えて学校へ行ってもらっていました。そこに、選手自身から『こういうことがやりたい』という声が挙がったんです」