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「家には石が投げ込まれ…」本田圭佑に憧れるパレスチナ代表の主軸DFがイスラエルへの移籍で“追放”の危機。誹謗中傷も相次ぐ

カテゴリ:ワールド

リカルド・セティオン

2020年05月29日

本田に憧れ、MFへの転向を考えた

 FIFAはサッカーと政治は関係ないという。しかしジャバーはその27年の人生の中で、2度、いや3度もそのキャリアに影響を受けてしまった。それは紛れもない事実である。そしてFIFAはそれに対し、実質的に何も手を打たないのである。

 今回の代表追放を受け、ジャバーは「納得できない」と嘆いている。

「僕はサッカー選手で、政治は関係ない。世界の他の選手と同じで、自分の力を発揮できるチームでプレーしたいだけなんだ」

 たった一つの救いは、ハポエル・ハエダのサポーターが彼を歓迎してくれていることだという。

「彼らからの“ようこそ!”というメッセージは、僕の心を癒してくれる」
 
 パレスチナでトップ3に入る実力を誇るジャバーは、日本代表とも過去に数回対戦している。彼の憧れは本田圭佑(ボタフォゴ)だという。左SBなのに、この日本人MFのプレーが好きすぎて、一度は本気でMFへの転向を考えたという。

「ホンダと対戦する時はいつも、つぶさに彼の動きを見ているんだ。インテリジェンスがあって、その動きには必ず何か意図がある。そのプレースタイルが大好きなんだ。イニエスタとカカ、ジダンを混ぜた感じだね。ホンダはスペシャルだ。彼とユニホームを交換したのは最高の思い出さ」

 政治に翻弄されたジャバーのキャリアが、ポジティブな方向に進むのを祈るばかりだ。

文●リカルド・セティオン
翻訳●利根川晶子

【著者プロフィール】
リカルド・セティオン/ブラジル・サンパウロ出身のフリージャーナリスト。
8か国語を操り、世界のサッカーの生の現場を取材して回る。FIFAの役員も長らく勤め、ジーコ、ドゥンガ、カフーなど元選手の知己も多い。現在はスポーツ運営学、心理学の教授としても大学で教鞭をとる。
 
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