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ドイツ人記者が選ぶブンデスリーガ過去20年のベスト11「唯一バイエルンでプレーしなかったのが…」【現地発】

カテゴリ:ワールド

マルクス・バーク

2020年05月21日

監督をひとりに絞るのは難しい選択だった

監督には香川らを擁してリーグ連覇を成し遂げたクロップを選んだ。(C) Getty Images

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 2トップもバイエルン勢になってしまうのは、致し方ないだろう。ひとりはドルトムントでワールドクラスへと成長したロベルト・レバンドフスキで決まり。リーグ史上3位、外国人としては最多の228ゴールを叩き出すなど、フィニッシュの上手さは格別だ。コンビネーションプレーという点でも世界トップクラスに入るだろう。

 FWのもうひとりは、意見が分かれるところかもしれない。41歳となった今でもブレーメンでプレーしているクラウディオ・ピサーロと迷ったが、ジオバネ・エウベルを選んだ。過去20年となると、シュツットガルト時代とバイエルンでの最初の2シーズンは含まれない。それでも、残りの4シーズンのリーグ戦120試合で68得点を記録した決定力の高さは印象的だった。

 ユルゲン・クロップかジョゼップ・グアルディオラか、監督をひとりに絞るのは難しい選択だった。バイエルンを新しいフェーズに導いたペップも称賛に値するが、何もないところからドルトムントを2度のリーグ制覇(うち1回はDFBカップとの2冠だ)とチャンピオンス・リーグ決勝進出に導いたクロップを選んだ。大金を使わずに自身のサッカーにマッチする選手を集めて戦術を植え付け、何年にも渡ってアグレッシブで魅力的なゲームを見せてくれたからだ。

文●マルクス・バーク
翻訳●円賀貴子

【著者プロフィール】
長年ドルトムントを中心に取材を続け、ドイツ公共放送の人気スポーツ番組「Sportschau」のウェブ版でドイツ代表番も務める。ドルトムント在住。
 
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