「次の目標に向かって…」インターハイ中止となった高校生にエール
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、夏のインターハイ(全国高校総合体育大会)も初の中止が決定した。高校サッカー出身である小川は、選手権と並ぶ高校年代のビッグトーナメント中止に心を痛めている。
「正直、本当に可哀そうっていう気持ちでいっぱいです。僕の経験と照らし合わせてもインターハイっていうのはプロへの道が開ける大会です。スカウトの方も見に来ますし、そういう大会がひとつ無くなったっていうのは、自分がその代だったとしたら、相当に難しい気持ちになっていたと思いますね」
小川は神奈川の強豪校・桐光学園高の出身。1年次から先発の機会を掴み、3年次にはキャプテンを務め、選手権でエースストライカーとして4ゴールを挙げるなど、チームのベスト16進出に大きく貢献。高校サッカーで注目を浴び、プロへの扉を叩いたのだ。
「僕自身、小学校、中学校とプロになりたい気持ちを持っていましたけど、やっぱり高校サッカー選手権っていう大勢の観客がいる大舞台で得点を取って活躍したいという思いで練習を重ねていました。そして、いざそのピッチに立って得点を取れて、僕のゴールで勝つという体験できた。そのことは、本当に嬉しかったですね」
「正直、本当に可哀そうっていう気持ちでいっぱいです。僕の経験と照らし合わせてもインターハイっていうのはプロへの道が開ける大会です。スカウトの方も見に来ますし、そういう大会がひとつ無くなったっていうのは、自分がその代だったとしたら、相当に難しい気持ちになっていたと思いますね」
小川は神奈川の強豪校・桐光学園高の出身。1年次から先発の機会を掴み、3年次にはキャプテンを務め、選手権でエースストライカーとして4ゴールを挙げるなど、チームのベスト16進出に大きく貢献。高校サッカーで注目を浴び、プロへの扉を叩いたのだ。
「僕自身、小学校、中学校とプロになりたい気持ちを持っていましたけど、やっぱり高校サッカー選手権っていう大勢の観客がいる大舞台で得点を取って活躍したいという思いで練習を重ねていました。そして、いざそのピッチに立って得点を取れて、僕のゴールで勝つという体験できた。そのことは、本当に嬉しかったですね」
小川にとって、プロ入り前に選手権という檜舞台を経験できたことが、Jリーグのピッチでも物怖じしなかったひとつの要因となったという。それだけではなく、高校サッカーは人間的にも成長できた人生の分岐点だったと話す。
「正直、監督と衝突するようなこともありましたし、静岡で合宿していて僕ひとりだけ帰らされたりしたこともありました。いま思い返してもやっぱり高校の時が一番練習量は多かったと思いますし、僕自身、高校3年生でキャプテンをやらせてもらったりとか、人間的にひとつ成長させてもらったのかなっていうのは一番感じています」
桐光学園は昨年のインターハイで初優勝を果たし、今年は連覇のかかる大会となるはずだった。小川はお世話になった母校を気にかけ、「#つなぐ」プロジェクトを通じてマスクを寄贈。目標としていた大会を失った高校生らには、「中止になってしまったものは仕方のないことなので、忘れてとは言わないですけど、次の目標に向かって前を向いて、今できることをやってほしい」とエールを送った。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
■「#つなぐトーク」の概要や応募方法、応募フォームはこちら
「正直、監督と衝突するようなこともありましたし、静岡で合宿していて僕ひとりだけ帰らされたりしたこともありました。いま思い返してもやっぱり高校の時が一番練習量は多かったと思いますし、僕自身、高校3年生でキャプテンをやらせてもらったりとか、人間的にひとつ成長させてもらったのかなっていうのは一番感じています」
桐光学園は昨年のインターハイで初優勝を果たし、今年は連覇のかかる大会となるはずだった。小川はお世話になった母校を気にかけ、「#つなぐ」プロジェクトを通じてマスクを寄贈。目標としていた大会を失った高校生らには、「中止になってしまったものは仕方のないことなので、忘れてとは言わないですけど、次の目標に向かって前を向いて、今できることをやってほしい」とエールを送った。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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