【湘南×流経大】藤田祥、アリソン、武田、新加入組3発など4ゴール!湘南が充実の船出

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2015年01月25日

1得点・1アシストの武田は、3ポジションをこなす。「ベテランだけども、チャレンジしていける環境」と坪井。

武田はボランチ、ストッパー、左WBでプレー。1得点・1アシストと結果を残し、守備面でも力強さを発揮していた。

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 武田はボランチ、ストッパー、左WBと3つのポジションでプレー。さらにCKのキッカーも務めた。この日は1得点・1アシストと結果を残すとともに、球際への力強いプレスなど守備面でも貢献した。
 
「曺監督からすべてのポジションに求められる役割について説明を受けて臨んだので、迷いなくやれた」と振り返った武田。

「得点やアシストという結果は残せたが、曺監督はきっと違うところを見ていたはず。パスのテンポが(永木)亮太とはまだ違うと感じたし、今日のうちに映像でプレーを確認して、修正点を洗い出したい。もっとやれる。もっとやらないといけない」と、実戦形式のなかで多くのことを得た様子だった。

 また、「湘南が目指しているところは、高い。だから僕ら新加入が足を引っ張るわけにはいかない。そのためにも課題を克服しながら、チームを勝たせるためにやっていきたい」と意欲を示した。
 
 リベロとストッパーに入った坪井は、鋭いインターセプトから攻撃の起点になるなど、随所で持ち味を披露した。
 
「(この日のテーマは)チャンレンジすること。ベテランではあるけど、挑戦させてくれる環境を与えてくれている。ハードなトレーニングをこなしてきたが、きつい時こそハードにいけるところを出していきたい」
 
 基本布陣は浦和の3-4-2-1と一緒だ。とはいえ、「人の配置は一緒かもしれないが、狙いは違う。システムどうこうではなく、ゼロから吸収しているところ。日々、刺激を受けている」と語った。
 
 曺監督は「練習では守備面を重点的にやってきた。ボールを奪い返したあとの展開、コンパクトさを保つこと、そこをみんな意識してプレーしていたことが伝わってきた。(新加入選手は)どのポジションが合うかなどを見ていた。彼らも湘南のスタイルをイメージしていたなかで、非常によくやっていた。今後は焦らずじっくりと細部を詰め、チームを作っていきたい」と、好スタートに手応えを得ていた。
 
 チームは1月31日午後1時半からBMWスタジアムで、福島ユナイテッドと交流戦を行なう。試合後に選手とのミニサッカー大会など、盛りだくさんのイベントが予定されている(詳細は公式HPなど)。
 
■試合結果
 
試合結果35分×3本/1月25日11:00開始/馬入グラウンド
湘南       4(1-1、2-0、1-0)1流通経済大(ドラゴンズ)
得点者/湘南:藤田祥、アリソン、古林、武田 流経大:藤翔吾
 
取材・文●塚越 始(サッカーダイジェスト編集部) 写真●田中研治

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「日々、いい刺激を受けている」と語る坪井。リベロでのプレー時は、彼らしい強烈なインターセプトから攻撃の起点にもなった。

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