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【番記者コラム】「あんなのはプロじゃない」「24時間、サッカーを考えろ」松本監督が鳥栖をプロフェッショナルへと導いた軌跡

カテゴリ:Jリーグ

荒木英喜

2020年04月26日

「走らなくてどうするの?」(ユン・ジョンファン監督)

高橋義や豊田(右)など在籍年数が長い選手が「ハードワーク」を体現。次世代へ伝える役割もこなす。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 2007年に松本監督から指揮を引き継いだ岸野靖之監督も「下手くそな選手は走らなあかん。泥臭く、ひたむきにプレーするんや‼」と言い続け、その後、J1昇格に導いたユン・ジョンファン監督も「走らなくてどうするの?」とハードワークを要求。松本監督の考えが連綿とクラブに受け継がれ、確固たるチームカラーとなった。

 在籍15年目の高橋義希や11年目の豊田陽平も鳥栖は90分間走り切り、球際で戦い、チームメイトを助けるためにプレーする。それが良さであり伝統。という意味合いの言葉をよく口にし、「僕らにはそれを伝える義務がある」と口を揃える。
 
 ここ3シーズンは残留争いに巻き込まれたが、松本監督が残した伝統はしっかり息づいている。確立されたスタイルの下で鳥栖は、どんな窮地に陥っても最後まで諦めずに戦い続け、必ず這い上がってくるだろう。

取材・文●荒木英喜

 
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