長友「明日もチームのために走る」
――UAEの最も危険な選手は? そしてイランと対戦する方が良かったでしょうか?
アギーレ監督
「私は特に対戦相手を選ぶことはしません。カレンダーどおり目の前にいる相手と戦うだけです。そして、UAEの危険な選手については、たくさんいると思います。ボールの扱いが巧い選手が3、4人いますし、GKも良いと思います。ただ、特定の選手の名前を挙げると、他の選手に対してあまりフェアではないと思います。なぜなら、(UAEは)チームとして戦うことができるからです」
――香川選手のゴールは、チームに自信をもたらしたと思いますが、影響は?
アギーレ監督
「私は(香川)真司の得点をとても喜んでいます。彼にはペナルティエリアにどんどん入って行くこと、そしてチャンスがあればアシストではなく、得点を狙っていくことを求めていました。
彼も自信を付けていると思いますが、そこまで彼自身が大きく変わったという風には感じていません。その質問に関する答えは、より彼のことを知っている(長友)佑都が答えられるかもしれません」
長友
「日本のエースで10番の(香川)真司は、本当に大きなプレッシャーを背負っていて、なかなか点が取れなく難しい時期を過ごしたと思います。しかし、この前の試合で本当に嬉しそうな顔を見て、僕も心から嬉しかったですし、これを機に吹っ切れて、明日の試合でも点を取ってくれるように、できるだけサポートしたいです」
――ブラジル・ワールドカップで惨敗し、長友選手はなにが足りなく、今後の4年間の課題をどう感じましたか? またアギーレ監督は、長友選手にチームのなかで、そして明日の試合でどんな役割を期待していますか?
長友
「それは僕個人としてですか?」
――個人として、チームとして両方を踏まえてお願いします。
長友
「(30秒ほど沈黙)」
アギーレ監督
「じゃあ、先にお答えしましょうか。まず(長友)佑都は戦うことのできる力強い選手であり、他の選手たちに愛され、敬意を払われています。右でも左でもプレーでき、リズムを作り、意欲も見せる選手で、それは他の選手に伝染します。明るい性格がグループに良い影響を与えていると思います」
長友
「すみません。さっきの時間でいろいろ考えましたが、なかなか、ワールドカップの時の心境と今後の、次のワールドカップに向けての心境を語るのは難しく、今そのことについて考えていて、言葉に発するためのエネルギーがかなり必要かなと思うので、ちょっとここでは勘弁してもらいたいなと。
そのエネルギーを使うぐらいなら、明日の試合のダッシュ1本にエネルギーを使いたいと思います。ただ、自分にひとつだけ言えるのは、いかにチームのために犠牲になり、チームのために走れるかということ。それが今の自分の課題であって、目標であります。
犠牲の精神だったり、チームのためというものが自分のなかに本気であるならば、大事な時に最高のパスが来たり、今までミスしていた部分がミスじゃなくなったり、そういう面につながっていくと思います。だから明日の試合もチームのために走ります」
アギーレ監督
「私は特に対戦相手を選ぶことはしません。カレンダーどおり目の前にいる相手と戦うだけです。そして、UAEの危険な選手については、たくさんいると思います。ボールの扱いが巧い選手が3、4人いますし、GKも良いと思います。ただ、特定の選手の名前を挙げると、他の選手に対してあまりフェアではないと思います。なぜなら、(UAEは)チームとして戦うことができるからです」
――香川選手のゴールは、チームに自信をもたらしたと思いますが、影響は?
アギーレ監督
「私は(香川)真司の得点をとても喜んでいます。彼にはペナルティエリアにどんどん入って行くこと、そしてチャンスがあればアシストではなく、得点を狙っていくことを求めていました。
彼も自信を付けていると思いますが、そこまで彼自身が大きく変わったという風には感じていません。その質問に関する答えは、より彼のことを知っている(長友)佑都が答えられるかもしれません」
長友
「日本のエースで10番の(香川)真司は、本当に大きなプレッシャーを背負っていて、なかなか点が取れなく難しい時期を過ごしたと思います。しかし、この前の試合で本当に嬉しそうな顔を見て、僕も心から嬉しかったですし、これを機に吹っ切れて、明日の試合でも点を取ってくれるように、できるだけサポートしたいです」
――ブラジル・ワールドカップで惨敗し、長友選手はなにが足りなく、今後の4年間の課題をどう感じましたか? またアギーレ監督は、長友選手にチームのなかで、そして明日の試合でどんな役割を期待していますか?
長友
「それは僕個人としてですか?」
――個人として、チームとして両方を踏まえてお願いします。
長友
「(30秒ほど沈黙)」
アギーレ監督
「じゃあ、先にお答えしましょうか。まず(長友)佑都は戦うことのできる力強い選手であり、他の選手たちに愛され、敬意を払われています。右でも左でもプレーでき、リズムを作り、意欲も見せる選手で、それは他の選手に伝染します。明るい性格がグループに良い影響を与えていると思います」
長友
「すみません。さっきの時間でいろいろ考えましたが、なかなか、ワールドカップの時の心境と今後の、次のワールドカップに向けての心境を語るのは難しく、今そのことについて考えていて、言葉に発するためのエネルギーがかなり必要かなと思うので、ちょっとここでは勘弁してもらいたいなと。
そのエネルギーを使うぐらいなら、明日の試合のダッシュ1本にエネルギーを使いたいと思います。ただ、自分にひとつだけ言えるのは、いかにチームのために犠牲になり、チームのために走れるかということ。それが今の自分の課題であって、目標であります。
犠牲の精神だったり、チームのためというものが自分のなかに本気であるならば、大事な時に最高のパスが来たり、今までミスしていた部分がミスじゃなくなったり、そういう面につながっていくと思います。だから明日の試合もチームのために走ります」