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【セルジオ越後】日程を無理に取り戻そうとするくらいなら“コンペティション中止”でもいい。不安をなくしてフェアな競争を

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月09日

地域やファンへの還元を強調した“エキシビションマッチ”の年にしてもいい

 それに、再開したとしても新型コロナの感染状況によっては、再度の中断を余儀なくされる可能性もあるだろう。リーグはそうなった時のシーズン成立のレギュレーションを決めているけど、全チームが同じ試合数で終わっている保証もないから、単純に勝点で決めるわけにいかない場合もある。イレギュラーなシーズンとはいえ、いろんな問題が孕んでいるんだ。そうしたなかで、順位をつけるのもいかがなものかと思うよ。

 村井チェアマンは、今季は“競争から共存”の立場でリーグ運営を考えていくと言ったそうだけど、そうであるなら遅れた日程を無理に取り戻そうとするのではなく、地域やファンへの還元を強調した“エキシビションマッチ”の年にしてもいいと思うんだ。

 クラブによっては財政危機に立たされて、資金繰りに困って試合開催が難しくなるところも出てくるかもしれない。今まで散々煽ってクラブ数をどんどん増やしてきたJリーグには、そういう小規模経営のクラブもしっかり救済する義務があると思うし、いろんな面での不安がなくなって初めて、フェアな競争社会が生まれるんじゃないかな。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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