「サッカー、スポーツは楽しいなと感じてもらえるようにピッチで見せたい」(佐藤寿)
昨季18年ぶりに千葉に戻った佐藤寿人も中断期間を前向きに過ごしている。
「試合がない日常は、なかなかない経験ですが、僕らはこうやってサッカーができています。ストレスがかかったり、仕事を奪われたりする方もいるわけで、そういう意味では、僕らは落ち込むような状況でもないのかなと。
今はサッカーを見る楽しさを失われているファン・サポーターの方もいますし、僕らも一サッカーファンとして、国内もそうですし、海外の試合も観られる機会が減っています。そういう意味でスポーツを観る、やる楽しさが減っているところはあるので、それらを取り戻せた時にやっぱりサッカー、スポーツは楽しいなと感じてもらえるように、僕らはピッチでそれを見せなくてはいけないと思います」
3月12日に38歳の誕生日を迎えたストライカーは、かつてC大阪でユン・ジョンファン監督とチームメイトとしてプレー。「技術でいかに違いを作るかという選手だった」と、指揮官の現役時代の姿を振り返りながら、監督としての印象を「チームを率いていくなかで、勝つことにフォーカスした時に、相手より走る、守備の部分で相手の良さを消すというところを重視したと思いますが、根本的にはボールを保持して、相手の逆を突くところの考えは持っていると思いますので、その攻撃の強みを僕らが早く習得してやっていかなくてはいけないと思います」と話す。
「試合がない日常は、なかなかない経験ですが、僕らはこうやってサッカーができています。ストレスがかかったり、仕事を奪われたりする方もいるわけで、そういう意味では、僕らは落ち込むような状況でもないのかなと。
今はサッカーを見る楽しさを失われているファン・サポーターの方もいますし、僕らも一サッカーファンとして、国内もそうですし、海外の試合も観られる機会が減っています。そういう意味でスポーツを観る、やる楽しさが減っているところはあるので、それらを取り戻せた時にやっぱりサッカー、スポーツは楽しいなと感じてもらえるように、僕らはピッチでそれを見せなくてはいけないと思います」
3月12日に38歳の誕生日を迎えたストライカーは、かつてC大阪でユン・ジョンファン監督とチームメイトとしてプレー。「技術でいかに違いを作るかという選手だった」と、指揮官の現役時代の姿を振り返りながら、監督としての印象を「チームを率いていくなかで、勝つことにフォーカスした時に、相手より走る、守備の部分で相手の良さを消すというところを重視したと思いますが、根本的にはボールを保持して、相手の逆を突くところの考えは持っていると思いますので、その攻撃の強みを僕らが早く習得してやっていかなくてはいけないと思います」と話す。
さらにユン・ジョンファン監督のチームへの影響力をこう説明する。
「とにかく勝つことを一番に、勝って学んでいけるところがあると思います。自分たちに足りなかった勝利への執着心、そこに対してどうしていけるか。チームとして整理していきたいです。(スタイルは)よく守備的と言われますが、守備をしっかり整えることで、去年以上に失点は減ると思いますし、そこからいかにボールを保持してチャンスを作っていくかというところを自分たちの課題としてやっていけば、J1が見えてくると思います」
そして「厳しい練習を選手に課す監督さんですが、選手へ愛情を持って接している方」とユン・ジョンファン監督の人柄を評し、「なので、しっかり応えていきたいです」と意気込む。
練習はハードで「よく走るのは間違いないです。僕は21年目のプロのシーズンですが、もう20年走ってきたことを、ここ数か月でやっているような感覚です。ボールを使わない走りなどで精神的な厳しさも培っていますね」と苦笑いを浮かべつつ、「この年齢でそういうトレーニングをできるのは、身体をしっかり作るベースになっています。ユンさんはセレッソ時代(2017、18年に指揮)にはタイトルをふたつを獲った方なので、その喜びをこのジェフというクラブでも経験したいです」と栄光を望む。
“ユン体制”で新たにスタートを切った千葉は、中断期間を活用して、チームとしての成熟度を高めている。再開後はそのパフォーマンスに期待を寄せたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
「とにかく勝つことを一番に、勝って学んでいけるところがあると思います。自分たちに足りなかった勝利への執着心、そこに対してどうしていけるか。チームとして整理していきたいです。(スタイルは)よく守備的と言われますが、守備をしっかり整えることで、去年以上に失点は減ると思いますし、そこからいかにボールを保持してチャンスを作っていくかというところを自分たちの課題としてやっていけば、J1が見えてくると思います」
そして「厳しい練習を選手に課す監督さんですが、選手へ愛情を持って接している方」とユン・ジョンファン監督の人柄を評し、「なので、しっかり応えていきたいです」と意気込む。
練習はハードで「よく走るのは間違いないです。僕は21年目のプロのシーズンですが、もう20年走ってきたことを、ここ数か月でやっているような感覚です。ボールを使わない走りなどで精神的な厳しさも培っていますね」と苦笑いを浮かべつつ、「この年齢でそういうトレーニングをできるのは、身体をしっかり作るベースになっています。ユンさんはセレッソ時代(2017、18年に指揮)にはタイトルをふたつを獲った方なので、その喜びをこのジェフというクラブでも経験したいです」と栄光を望む。
“ユン体制”で新たにスタートを切った千葉は、中断期間を活用して、チームとしての成熟度を高めている。再開後はそのパフォーマンスに期待を寄せたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)